保育士の離職率が高いのは給料事情のせい?

保育士の離職率が高いのは給料事情のせい?

保育士の離職などの情報をまとめました。

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保育士の離職率が高い理由

保育士の離職率が高い理由を調べてきました。

■勤務時間が長い

会議や事務仕事が長引いて退勤時間はいつも深夜、書類の作成や製作物の準備などは結局持ち帰り、イベントや行事が目白押しでやることが限りなくある、などの不満が多数あるようです。

■有給休暇がとりにくい

有給休暇を申請しようとしたら先輩保育士に嫌みを言われた、というのは一般企業でもよくある話。有給休暇の制度があっても、実際にお休みを取得できないとしたら、意味がありません。

■人間関係のトラブル

保育士は人との関わりが非常に多い職種であり、人間関係のトラブルも他職種と比較して起こりやすいと言えます。

■妊娠、出産

女性の割合がとても高いからこその理由と言える妊娠、出産による退職となっています。これは全職種と比較した場合に非常に高い数値になっています。

保育士の給料事情とは?

保育士の給料事情をご紹介します。

■平成27年の賃金

平成27年の賃金構造基本統計調査によれば、保育士の大まかな年収は300〜340万円。月収は21万円ほど、賞与が出た場合は60万円くらいと推測されています。保育士として現場にいる限りは、この給与はほとんど変わらないのが現状。主任や園長になったり、複数の園をまとめるエリアマネージャーを務めたりしない限りは、給与面はかなり厳しいようです。

■全職種の平均賃金よりも下


全職種平均賃金 32万9600円
保育士平均賃金 21万6100円
幼稚園教諭 23万1400円
全職種の平均賃金と比較すると、保育士の平均賃金は10万円以上差があることが分かります。

保育士が給料アップをするためには?

保育士が給料アップをするためにはどのようにすればよいのでしょうか?

■キャリアアップ

月収は、主任保育士になると約13万円、施設長(園長)になれば約26万円もアップするのがわかります。

昇給率は園によって違うので、グラフの金額は一例ですが、役職に就くと給料が上がる傾向にあります。

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