中古ワンルームなら数百万円から始めることも可能でしょう。
また金融機関の融資ローンを利用すれば、年収が低く、若い会社員の方でも2000万円台などの物件にチャレンジすることも十分可能です。全額フルローンを利用できるケースもあるため、頭金の確保が困難な場合でも比較的容易に始められるわけです。
ワンルームマンション投資はお手軽?失敗しやすい?
不動産投資の中でも、少ない資金で行えるのがワンルームマンション投資です。比較的始めやすい投資なので、サラリーマンを中心に人気があります。お手軽に投資できますが、失敗することもあり、十分にワンルームマンション投資について熟知してから始めると、リスクが減るでしょう。
不動産を手放すときも、ワンルームマンションであれば、自宅用、セカンドハウス用、投資用などとしての需要をある程度見込むことができます。立地が良ければ、買い手も比較的見つけやすいでしょう。
ローンの返済が終われば、入居者がいる限り安定して収入を得ることができます。給与などの所得があるうちにローンの返済をし、退職後は年金と家賃収入でゆとりをもった老後をおくることも期待できます。
その部分でも、ワンルームマンションなら手間がかかりません。たいていのことは管理会社にお任せなので、オーナーがすることはほとんどありません。任せられる部分が多いというのは、忙しいビジネスパーソンにとって時間的にも安心できます。
対応しているうちに、結局入居者は出ていってしまったそうです。結果的に修繕に要した工事費用や、家財に対する賠償請求など、総額260万円もの出費も新たに発生し、散々な目に遭うという結果になってしまいました。
そこで家賃を4万円まで下げ、やっとのことで入居者を見つけたものの、空室期間が4ヶ月も空いてしまいました。結局、当初想定していた7.5%という利回りも、その年は4%まで下がってしまうことに。さらに家賃を下げたことによって、毎月の手出しが増えてしまいました。
家賃の滞納が発生。まあ、賃貸経営していればこんなこともあるだろうと、深く考えずにいました。それがだんだんとエスカレートしていき、入居者は滞納分を支払うことなく夜逃げという最悪の結末に…。
東京の郊外にある物件でしたが、実際に見ると思ったよりきれいで値段も手頃だったので、貯金なしでも全額ローンで購入できるならとその場で申し込みました。
でも、ローンを通ったという連絡がきてから知ったんですが、ワンルームマンションを購入する際にかかる登記のお金や不動産業者に支払う仲介手数料はローンの対象外なんだそうです。
「全然儲からずに、マンションは手放した」という失敗談の声となって、耳に届きます。
区分マンション投資は、趣味ではなく「事業」であることを忘れてはいけません。
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