競売は差押えを受けて、強制的に売却されてしまいますが、任意売却の進め方は通常の売却とほぼ同じ順序をたどります。競売は差押えであるのに対し、それを避けるべくローンの借り手（債務者）が自ら貸し手に売却を申し出るから『任意売却』。

任意売却の場合は、通常の不動産取引と同様に、なるべく多くの購入検討者に情報を届け、より良い条件で購入してくれる人を時間をかけて選定することができるので、競売による強制的な売却より市場価格に近い価格で売却することができます。

通常、不動産売却には登記料や測量費用、仲介手数料など、売買価格の3～5％程度の諸経費がかかりますが、任意売却の場合は自宅を売却した代金から諸経費を支払うことが認められているので、お金の持ち出しが必要ありません。

買主が決まったのに、決済までに時間がかかったり、あてにしていた引っ越し費用を一部、後位の債権者に配分せざるを得ない事態も起こりえます。

まず意識したい注意点は、確実性に欠けているという面も持ち合わせているということです。
任意売却で売れたとしても債務が残るケースも考えなくてはなりません。
家自体は手放しているのに借金を返し続けなければいけないということになります。

価格の設定の問題もあるため様々な情報を仕入れたうえで慎重に価格を決めていきましょう。

客観的に最適な解決策を探すには、中立性のある信用できる専門家に依頼すべきと言えます。そのひとつの判断基準は、「複数の選択肢の提示」です。そういう意味では、売却しない選択肢もしっかりと検討してくれる専門家は、信頼できるかもしれません。

相談するときにはまず話しやすい人、次に話をしっかりと聞いてくれる人に相談すべきです。

定められた仲介手数料以外の請求はないか、相談時にきちんと確認してください。

自宅にそのまま住むことができるリースバックの実現に注力。買い手が見つからなかった場合には、同社が買主となってくれる措置もある。

債権者(住宅ローン会社や債権回収会社　等)や利害関係者(保証人　等)との交渉を完全サポートいたします。
交渉状況は随時ご報告いたしますのでご安心下さい。

任意売却の費用は、債権者によって金額が様々です。
エクセルホームでは転居費用の立て替え払いにも対応いたします。

「事情があって家を手放したくない！」という方には、自宅の買い戻し、又はリースバックにもご協力致します。
ただし、この２つのプランには必要条件が入りますので、ご希望される方は担当者までお問い合わせください。