太陽光発電投資は、高い利回りが特徴だ。太陽光発電の投資商品の1種で「土地付き太陽光発電」があるが、土地購入代とシステム購入・設置費用を含めても、利回りが10%を超える物件が珍しくない。
太陽光発電の利回りは、固定価格買取制度(FIT制度)で裏打ちされている。この制度は、太陽光発電を含めた再生可能エネルギーの普及拡大を目的に、2012年に設立された。固定価格買取制度で太陽光発電投資を行えば、20年間は同じ価格で電気を売ることができるのだ。
節税の恩恵を受けるには青色申告をしている法人や個人が対象となります。節税や控除というと苦手意識がありますが、設備投資をする場合は必ず必要になってくる知識なので、時間に余裕のある方は勉強してみるのも良いですし、逆に本業で忙しい方などは税理士に節税の代理申請をお願いするのもいいでしょう。
不動産投資だと、建物を購入して賃貸経営を始めても入居者がいなければ家賃が入ってくるはありません。一方、土地付き太陽光発電ならば完成された状態で販売されているため、購入するだけで売電収入が入るのでローリスクな投資と言えます。
日本は地震大国であることに加え、夏から秋にかけては台風が度々上陸します。太陽光発電は台風にも耐えられるように設計されていますが、業者の工事によほどの問題があれば、パネルが強風で吹き飛ぶこともあります。
直接雷が発電システムに落ちずとも、近隣に落ちた場合は重要な機材が停止。 発電量の低下やストップといった問題に繋がります。落雷による直接の被害ならば、先述したように火災保険、もしくは動産保険に加入しておくことで緩和できます。
特に梅雨時などは、数週間~1ヵ月の間、発電量が低い状態が続くこともあります。また、一日の中でも朝と夕方では発電量が異なりますし、夜間は発電ができないなど、時間帯によっても発電量は不安定です。
出力抑制が行われれば発電量が制御されてしまいますから、当然売電量は減ることになります。そのうえ、電力会社はこの出力制御による損失を補償してくれません。
メンテナンスに掛かる費用は、どうしても必要になってくるものです。どんなにがんばっても、メンテナンス費をゼロにすることはできません。しかし、努力次第でその金額を小さく抑えることができます。 メンテナンス費用を大きく左右するのは、最初の施工品質とその後の管理体制です。つまり、業者の技術力とサポート内容というわけです。
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