そもそも風水というのはおよそ4000年前に中国で生まれた環境学を言います。
家の中や身の回りのものなど、環境を整え良い「気」が入りやすくすることで開運へと導くものを指します。
風水の基本概念と家を建てる際に活用したい風水の豆知識
近年、家を建てるときに風水を気にする人も増えてきているようです。
風水とはどういったものなのか、そして家づくりとどのように関係があるのかを、ご紹介します。
中国では東西南北に神がいると言われており、それぞれ東は青龍、西は白虎、南は朱雀、北が玄武とされています。
また、五行という火、水、木、土、金の5種類に相性があり、風水で神がいる方角と五行を上手く取り入れることによって良い気を取り込んでいくのです。
一方、風水では「気の流れ」という「ソフト」も重要なんですね。
「気」には、良い運気と悪い運気があって、良い運気を呼び込み、悪い運気をシャットアウトすることがとても大切。
そのためには、「きれいにして、気の流れを良くすること」がポイントになります。
良い気はきれいで新しいものが好き、悪い気は古くて汚いものに留まると言う発想ですね。
社長デスクの後ろは必ず壁にすること
もしも今、あなたのデスクの後ろに窓やドアがあるなら、即刻壁側に移動するようにしてください。
ドアが背にあれば詐欺や裏切りを招き、窓が背にあれば仕事上の確固たるサポートを失ってしまいます。
必ず、壁を背にして支えが常にあるように座りましょう。
仕事運アップのための風水では、社長室のデスクの後ろに山(写真など)を置くと気を貯めてくれるので良いとされています。
神様の信仰のある日本では、山の代わりに神棚を置くことで一石二鳥の開運効果が得られます。
貯蓄運をつけたいなら、家の中の収納スペースを見直そう。
収納スペースの使い勝手がよく、整然としてればしているほど貯蓄運が上がるのだそう。
火の気を持つプラスティック製の収納は金運を落とすので木製・籐製の収納ケースを使うと良いみたい。
財布や通帳の保管場所は金の気を増やす寝室の北方位に保管すると良いみたい。
注意点は収納する部屋の四隅に物を詰めて置くと、お金がどんどん流れていってしまうのだそう。
トイレには住む人の生活の習慣や行動、考え方などが現れ、経済状況に影響を与えると考えられます。つまり、トイレがきれいで清潔に整っていれば金運に恵まれ、汚れていれば金運に見放されてしまいます。
金運を上げたいのならトイレを整えることが基本になります。
風水ではトイレは腎臓、膀胱に関連があり、血液の流れとも関わるとされています。トイレの状態がよくないと腎臓病や血液の病気にかかりやすいと言われていますので、トイレの状態を整えることが大切です。常に清潔で明るいトイレにすることを心がけましょう。
玄関の位置、階段の位置など簡単に変更できそうですが、玄関や水廻りの位置が違っただけで、全体の間取りの構成が大きく変更せざるを得ない状況となります。
家づくりで、風水、家相が気になるなら、土地選択や間取りの段階から依頼して、設計者同席で行うことが大切です。
出典 風水建築デザイン研究室
風水の真意とは、自然の持つ生命力を人の手で歪めることなく、上手く溶け込むことにある。天然の地形を壊すのではなく上手く取りこみ、自然と敵対するのでなく協調することが、無為自然という道教の根本理念である。
風水をまとめる方法は限りなくあります。
敷地全体をまとめ上げたり、建物を敷地に適合させたりする、建物をたてるとき設計の段階で計画する方法。
すでに建っている建物の改修を行う方法。
極力お金をかけずに内部の配置換え等でまとめる方法etcなど。
色々なやり方で運を高めたり、改善すればいいのです。
出典 風水を取り入れた建築とは
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