コンクリートはセメント・砂・砂利・水を練り上げて作られています。このためコンクリートには乾燥するにつれ収縮し、ひび割れが現れる性質があります。さらに、ひび割れが大きくなると、雨水などが浸入して鉄骨を錆び付かせます。錆びた鉄骨は体積が膨張するので、ひび割れがさらにひどくなり、最後は爆裂を起こしてコンクリートを破壊することもあるのです。
マンションの大規模修繕に強い業者を大特集!
マンションは土台などもしっかりしていますが、定期的な大規模修繕が必要です。
今回は、なぜ大規模修繕が必要なのか、大阪でおすすめの業者はどこなのかなどをまとめました。
劣化を放置してしまうと、劣化の進み具合は加速します。逆にひび割れが小さなうちに埋めたり、給排水管などの清掃を定期的に行えば、劣化を最小限に抑えることができます。大規模修繕(計画修繕)とは、生活に支障が出るまで劣化が進行して初めて行うのではなく、建物を常に最良の状態に保つために定期的に行っていくもの。それが大規模修繕の意義なのです。
マンションを長期にわたる住まいとしての快適性や安全性の維持、また、大切な資産としての価値を保全するためには、定期的な保守・点検や経常修繕を着実に行うとともに計画的なマンションの大規模修繕の実施が必要になります。
長期修繕計画書は、マンションの修繕工事の内容と周期、概算費用のシュミレーションをしたもので、25年~30年程度の計画書になり、マンションの立地条件や建物の形状により、内容は異なってきます。
建物の美観を向上させるたけでなく、躯体コンクリートを塗膜で保護し、中性化を防ぎます。工事中はバルコニーに出入りできなくなる期間が生じます。外壁塗装の上塗り材は、シリコン塗料、フッ素塗料等があり、耐候性・耐汚染性で区別されます。天井には雨水を通しにくく、内側からの湿気に対し透湿性のある塗料を使用します。
防水の種類は「ウレタン塗膜防水」工法と「塩ビシートを貼り付ける」工法があります。ウレタン塗膜防水工法は安価ですが、近年では美観を考慮し、床面に塩ビシートを貼り、その他の 排水溝や立ち上がり等はウレタン塗膜防水の複合防水が多く採用されています。バルコニー内の工事は足場が必要となりますので、足場工事と共に施工することをおすすめします。
サッシの改修は、ガラスのみを交換する方法と、サッシの枠ごと交換する方法がありますが、共有部であるサッシの改修は、変更には区分所有者の過半数、または4分の3以上の賛成が必要ですのでご注意ください。
大規模修繕工事に特化しているため、建物診断→工事計画→施工→アフターメンテナンスまで一貫して自社で行うことができ、適正価格の工事が実現するところもポイントです。
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