保育士をしていて1番嬉しい瞬間は子どもの笑顔が見られたときです。泣き顔も怒った顔も全部が大切な子どもの姿ですが、やはり笑顔は特別。
・自分が設定した遊びで子ども達が笑顔になってくれた
・慣らし保育で泣いていた子どもが笑ってくれた
・登園時、笑顔で走り寄ってきてくれた
このように、自分の存在や設定した保育が子どもの笑顔を引き出せた瞬間は大きなやりがいを感じます。
保育士の給料事情について
子どもだけでなく家族とのコミュニケーションも重要な保育士の仕事。子どもが好き、という理由だけでは仕事を続けていくことは難しいでしょう。働く環境や給料も大切です。そんな保育士さんの給料や働く環境について紹介します。
大好きな子ども達から「先生大好き!」と言ってもらえたとき。笑顔で「先生~!」と自分の元に走ってきてくれたとき。今までの疲れも吹き飛んでしまうほど、「保育士をしていて良かった」と心から思いますよ。
現場の保育士は子供の成長を毎日、目の前で見ることができます。
ある意味、保護者よりも子供と多く接していると言っても過言ではありません。
毎日の保育園生活を注意深く見ていると、昨日できなかったことが今日はできるようになった。
そんな日々の成長を見るたびに保育士の楽しさを実感することができます。
そして、その成長が良い方向へ進んでくれているのであれば尚更です。
保護者との信頼関係が生まれると、送り迎えの時によく話しかけてくれるようになります。
また、連絡ノートには家であった出来事などをびっしりと書き込んでくれたりするので、担任になったりすると密かな楽しみとなったりするものです。
各都道府県の保育士の給与平均を比較すると、最も高い地域と低い地域では年収で最大120万円ほどの差があります。傾向としては、地方から都市部に行くほど給与面が充実していくようです。
というのも、保育士の給与の大部分は国や自治体からの補助金であり、人口が多かったり物価が高かったりする地域にはより多くの補助金が支給される、という理由があるためです。
保育士の給料は、経験年数によっても差が生まれてきます。認可保育園で同一の法人で働き続けていくと、自然とベースアップしていくところが多いでしょう。
全国的な保育士の平均年収をリサーチしたところ315万円ほど。
平均年収の推移は300万円~340万円だとされています。
月収平均額:およそ21万円
ボーナスの平均額:およそ60万円
※平成27年賃金構造基本統計調査より算出
保育士は精神的なストレスも多く体力的にも重労働です。
家に仕事を持ち帰る保育士さんもいるという話も聞きますね。
それでいて給料はそれほど高くなく、辞めていく理由も給料にあることも少なくないようです。
面接などでは「残業代出ます」などと調子のいいことを言う保育園は、残念ながら一定数あります。できれば働いている人の評判を聞く、家が近ければ夜遅い時間に園をチラッとのぞいてみるなど、実際にどんな環境なのかをチェックしてみることが大切です。
20代 保育士
年収はおよそ300万円くらいです。
子供が大好きで一緒に遊ぶのも楽しいですし、一緒に笑える時間が大切です。
ただ、保護者とのコミュニケーションで苦労も多く、残業も多いので精神的にも体力的にも消耗します。
保育士は昇給がゆるやかな傾向にあるので、長く働くほどに、「仕事内容に給料が見合わない」と感じるのかもしれません。
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