登録販売者とは、2009年に誕生した『かぜ薬や鎮痛剤などの一般用医薬品(第2類・第3類に限る)販売を行うための専門資格』です。
シェアする
登録販売者試験に合格してから実務経験を積んだり、現在の実務経験を活かして、試験合格前後の実務経験を合算して正規の登録販売者を目指したりとキャリアアップの方法を柔軟に選べるようになりました。
同じ職場で同じような仕事をしていても、登録販売者の有資格者と無資格者では時給や給与の額が異なります。多くの職場では、登録販売者の有資格者に対しては毎月5,000~10,000円の資格手当が支給されています。つまり資格を取得すれば、年間で少なくとも60,000円の収入アップになります。
販売できる医薬品の範囲が広い登録販売者は、薬剤師不足を補え、また薬剤師よりも人件費がかからないといった面からも、有資格者の採用に関して積極的になっています。
同じような薬がある場合、症状などを細かく聞いてくれて、どちらを選べばよいのかアドバイスをもらえるため、登録販売者はお客さんにとってとても信頼できる存在であり、一目置かれることになります。
- 1
- 2