中絶手術の基礎知識

中絶手術はできれば避けたいものですが、母体のリスクなどや事情などがあるものです。しかし、中絶手術をする際には注意しなければならないことがあります。中絶手術をする前に必要なことを知っておきましょう。

FC2USER092489IYN さん

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■中絶手術を受ける前に

中絶手術について知らないと危険なこともあります。
中絶手術を受ける前には、以下のような点を知っておきましょう。

・事前準備は重要

思いがけず妊娠が発覚してしまった場合、産むことも育てることも不可能なら中絶手術を受けることになります。体調面や安全性など、様々な要素を確認した上で手術を決断するようにしましょう。まずは中絶手術とは何かを知っておく必要があります。

・中絶手術が受けられるのが妊娠22週未満

人工妊娠中絶手術は母体保護法が適応される場合で、今回の妊娠を中断しなければならないときに行う手術です。人工妊娠中絶手術が受けられるのは妊娠22週未満(21週6日)までですが、妊娠初期(12週未満)と、それ以降とでは手術方法が異なります。

・妊娠初期とそれ以降では手術方法が異なる

妊娠初期(12週未満)には子宮内容除去術として掻爬法(そうは法、内容をかきだす方法)または吸引法(器械で吸い出す方法)が行われます。子宮口をあらかじめ拡張した上で、ほとんどの場合は静脈麻酔をして、器械的に子宮の内容物を除去する方法です。通常は10 〜15分程度の手術で済み、痛みや出血も少ないので、体調などに問題がなければその日のうちに帰宅できます。

・母体保護法指定医で受ける

母体保護法指定医(法律で中絶手術を行う許可をもらっている医師)のいる病院を探しましょう。

・料金も確認

中絶費用は一般的に、
想定外の料金がかかります。
表示された手術費用に加え、
初診料、超音波検査、採血費用
術前処置費用、術後診察費用、
土日割増料金、週数別割増料金、
そして、8パーセントの消費税。
当院では料金で不安にならないように、
明確な料金表示にしています。
すべての費用は税込で13万8千円。
カードなら分割でのお支払いも可能です。

・早めに受診をしよう

人工妊娠中絶手術を受けることができる期間は、22週未満までとなっており、当院で行っている初期中絶は12週未満までです。 お身体の負担も考えると初期中絶の段階の方が望ましいと言えます。いまの状態を知るためにも、いち早く受診されることをおすすめいたします。

■女医が担当してくれるクリニック

手術は女性の医師の方が安心、という方は多いでしょう。
女医が担当してくれるクリニックもたくさんあります。
その中で自分に合ったクリニックを選びましょう。

産婦人科専門医、麻酔科医を合わせて37名もの女性医師が在籍しています。診察は完全予約制で、予約時に女性医師を指名することもできるので、相性の良い医師を選ぶことも。

せいこレディースクリニック銀座では、
全ての診療を女性医師が担当しております。
(お日にちにより担当医が代わります)

手術は婦人科専門医・母体保護法指定医の両方の資格を持つ
島本院長が行います。

・女医は相談しやすく安心

手術を受けるタイミングが遅くなるほどリスクは高くなるものです。専門家である医師のアドバイスを求めているなら、女医の居る産婦人科を探してみると良いでしょう。豊富な実績を持つ女医であれば適切なケアも同時に行なってくれます。

・医師の名前や実績が分かるクリニックを選ぶ

HPからも病院の雰囲気をつかむことができます。医師の氏名や顔、経歴・実績がオープンにされており、費用も明確にしている病院を選ぶことが大切です。産科や婦人科での経験をしっかり見極めましょう。
またプライバシーにどのように配慮しているか、手術の方法まで明らかにしているかなどをチェックするとさらにいいでしょう。

■中絶手術を受けた後の注意点

中絶手術は心にも体にも傷を残すことがあります。
手術を受けた後のケアも重要です。
中絶手術を受けた後は注意点をしっかり守って元気になりましょう。

・中絶後にかかりやすい病気がある

手術後に子宮内感染による炎症や不正出血が現れる場合があります。激しい下腹部の痛みや、大量の出血などの症状がある場合はすぐに産婦人科を受診してください。

・心の病気にもかかりやすいので注意

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