簡単に説明すると、WiMAXとは電波で通信をしてインターネットに接続するモバイル回線の1つです。スマートフォンは4GやLTEなどの回線を使って通信をしますが、その回線の一種だとイメージしていただければわかりやすいかと思います。

3G回線や4G回線と違い、WiMAX回線は通話はできず、インターネット通信専用の回線です。通話はできませんが、より高速な通信が可能で、データ通信量制限のない使い放題での利用が可能となっています。

そして、そのWiMAX回線とWiMAX回線対応のモバイルWi-Fiルーターを使い、外出先でも使えるモバイルインターネットサービスの事を一般にWiMAXと呼びます。

WiMAX回線はUQコミュニケーションズが運営・提供しています。UQ WiMAXやBroad WiMAX、BIGLOBE WiMAX2+など、色々な事業者がWiMAXサービスを提供していますが、それらは全てプロバイダサービスです。mineoや楽天モバイルなどの格安SIMが、Softbankやauの回線を借りてサービスを提供しているのと同じ様な感じです。

プロバイダによって料金は異なりますが、どこのプロバイダで契約したとしても、回線はUQコミュニケーションズのWiMAX回線を使います。通信速度も変わりませんし、使い放題プランも同様にあります。

WiMAX2+という言葉を聞いたことがある人もいると思います。これがまた訳わからなくさせますよね。

WiMAX2+はWiMAXの新しい回線のことです。WiMAX2+回線はWiMAXよりも通信速度がより速くなり、エリアも広くなりました。携帯電話も3G回線から4G回線が使われるようになりましたが、それと同じ様なイメージです。

今はWiMAX2+が主流で、従来のWiMAX回線はほぼ終了したような状態となっています。もしこれからWiMAXを利用するとしたら、自動的にWiMAX2+回線を使うことになりますので、WiMAX2+とかWiMAXとかははあまり気にしなくても大丈夫です。