糖尿病は、インスリンが十分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気です。
1型糖尿病
ウイルス感染などが原因で、インスリンが分泌できない、あるいは分泌量がきわめて少ないために生じる糖尿病。患者数は少数ですが、10歳代の若い世代に多くみられます。
体質以外にも、肥満や運動不足や食べすぎといった生活習慣の乱れが、「インスリン分泌低下」や「インスリン抵抗性」を引き起こすと考えられています。
初期の糖尿病は自覚症状がほとんどありません。そのため、健康診断で「糖尿病」と言われても、ピンとこなくて放置するひともいるでしょう。
しかし、自覚症状が出たときには、すでに合併症が進んでいることも少なくありません。放置すればするほど、治療が難しくなる病気です
出典 糖尿病かな?と思ったら
・異常なのどの渇き、水をよく飲む
・尿量が多い、夜中何度もトイレに行く
・疲れやすい、体がだるい
・食べても食べてもやせる
このような自覚症状のある人は血糖値がかなり高く重症
出典 糖尿病には、なぜなるの?
・糖尿病神経障害
・糖尿病網膜症
・糖尿病腎症
・動脈硬化(脳卒中・心臓病)
糖尿病は、神経や目や腎臓などにさまざまな障害を起こすことが知られています(3大合併症)。
また、心臓病や脳卒中など、直接死亡リスクに関係する動脈硬化を引き起こすこともわかってきました。
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