高級注文住宅の定義や特徴として考えられるのが、間取りが広々としたリビングダイニングがあるということが考えられます。
大型のソファや大人数で食事を楽しめるダイニングテーブルなどの、大きい家具を置けるほどの広さが確保されているのが特徴です。
リビングの延長線上にテラスを設け、大きな窓によって室内と室外の境界線をあえてゆるく仕切ることで、視線を遠くに広げ、内と外が一体となった大きな空間があるように見せる効果が期待できます。
まさに高級注文住宅ならではの間取りといえるでしょう。
木材は呼吸する素材。お部屋の湿気が多すぎれば吸収し、乾燥すれば蓄えた水分を水蒸気として放散します。この調湿機能があるから、住まいのなかはいつでも快適。余計な湿気がこもらないのでカビやダニの発生も抑えます。
広さの面では、ワンフロアの敷地面積で100平米以上ある住宅が高級と言われています。
更に広い高級注文住宅になると、間取りが6L以上あったり、マスターベッドルームにマスター専用のバス・トイレが設けられていたりするのも高級住宅ならでは特徴です。
高級住宅は、家のデザイン料だけでもかなり高額になっています。
一般的な高級住宅の場合には、1000万円以上はかかってしまいます。
格安な建売住宅が1000万円台で発売されている事があるのと比較すると、かなり高額なのがわかります。
床面積100m2~120m2(30坪~40坪程度)の注文住宅で考えた場合、建築費として多いのは2000万円~3000万円台。
この価格帯は住宅商品も多いボリュームゾーンです。
1000万円台はさまざまな工夫で建築費を抑えた家。4000万円台以上は高級仕様な家といえます
太陽光発電、床暖房、全館空調設備などの高性能な設備を入れると坪単価は高くなります。
特にキッチンや浴室など水回りにこだわる方は多く、高価な最先端のものを入れたくなってしまうものです。
これらをどれだけこだわるかによって際限なく単価は上がってしまいます。
大切なのはその要望やイメージを実現できる業者かどうかを見極める事。
それには、その業者が過去に建てた実例を確認するのが一番の近道です。
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