探偵が違法な調査を行った場合に、状況によっては、依頼者も共犯になる可能性もあります。
浮気調査に違法性はある?
浮気調査と言えばこっそり写真を撮ったり、音声録音をしたりと法律すれすれのものばかりです。
今回は浮気調査に違法性があるのかをまとめました。
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ターゲットに無許可で侵入したことになりますので、<住居侵入罪>になってしまうことになります。またそこで入手した情報もプライバシーの侵害に当たりますので、離婚裁判へもつれ込んだ場合、証拠として採用されない危険があるわけです。
探偵業法の施行により、探偵事務所は各都道府県の公安委員会へ探偵業届出証明書を届出することが義務付けられました。
令和元年現在、探偵事務所は探偵業届出証明書を届出せずに浮気調査を請け負うケースは違法です。
探偵業法の中において、尾行や張り込みは業務の中で“常識の範囲”を越えたモノでない限り”合法”と認められています。第一、尾行や張込みを禁じられたら、探偵は調査業務ができません。しかし調査されているターゲットにしてみれば、自分を尾行してくる相手が“常識の範囲”で行動しているとは思わないでしょう。
基本的には常識の範囲で行動することで合法化となっているようです。
ただ、業者の中には過剰な業務を行うところがあります。
そうなると依頼者も共犯者になってしまうので、探偵事務所選びは慎重に行いましょう。
① 時間単価の契約で初回契約が90万円を超える。
② 1日の調査料金が20万円を超える。
③ 1時間1名単価が12000円を超える。
調査員2名だと、1日6~7時間の調査だと、10万円程度が相場です。
30万円くらいになるようなら、かなりの高額料金だと思われます。
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