「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」の真実!ウエスト・体重減少は本当はできない!?

アメリカからダイエット成分として注目され、日本でも製品化が進んでいる「アフリカマンゴノキ」ですが、じつはウエスト・体重減少などの効果はないという見解もあるんです。
アフリカマンゴノキの中でもアフリカマンゴノキ由来エラグ酸というものに特化し、世間で言われている効果と、実際の効果についてまとめました。

平沢太郎くん さん

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日本人の肥満の実態

肥満は大きな病気の危険因子になることをご存知ですか?

ちょっと体重が増えただけ...ウエスト周りの増加は一時的なものでしょ...と油断して放置していると、いずれは大変なことになるかもしれません!

日本人の肥満人口の実態や、メタボリックシンドロームと病気との関係を解説しながら、予防策となる成分「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」のはたらきを詳しくご紹介します。

厚生労働省「平成29年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、日本人の肥満者の割合は男性30.7%、女性21.9%となっています。

この数字から肥満者の数は、男性は約3人に1人、女性においては約5人に1人の割合でいるということ。決して安心できる数字ではありません。

▼肥満度はBMIで算出

あなたは、自身の適正な体重を知っていますか?

それはBMIと呼ばれる数値を導き出せばわかります。

BMIはBody Mass Index(ボディ・マス・インデックス)の略称で、肥満度を表す指標として用いられ、体重と身長だけ分かれば簡単に算出が可能です。

BMIの計算式=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

日本肥満学会はBMIが25以上の場合を肥満としています。計算してみて、例で挙げた方のようにオーバー気味なら今すぐ対策が必要です。ちなみに標準体重は下記の計算式で算出できます。

標準体重=22【標準体重のBMI】×身長(m)×身長(m)
(医学的に最も病気のリスクが少ないBMIを標準体重としています)

メタボリックシンドロームと病気の関係

肥満の状態は、メタボリックシンドロームを招きやすくなります。特に内臓脂肪が多くなる内臓脂肪型肥満には注意が必要です。

通称メタボとも呼ばれるメタボリックシンドロームは、蓄積された内蔵脂肪に、高血圧・高血糖・脂質代謝異常(高脂血症)の2つをあわせもった状態を示します。内臓脂肪はおへその高さの腹囲で判断基準が設けられ、男性で85cm以上、女性で90cm以上あったらメタボリックシンドロームと診断されます。

メタボの本当の怖さは、様々な生活習慣病の発症リスクを高めることにあります。

メタボ状態が続くと、高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症といった生活習慣病が起因となり、動脈硬化が進行し、最終的には脳卒中、心筋梗塞などの重篤な病気に繋がるリスクが高まってしまいます。

ウエスト周りの減少をサポート!「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」

腹囲も、体重もオーバー気味だった方、メタボの危険性が心配な方。ここで諦めてはいけません。

「アフリカマンゴノキ由来エラグ酸」が近年の研究により、体重減少やメタボリックシンドロームの予防に有用であることが分かってきました。

アフリカマンゴノキは、アフリカマンゴノキ属ニガキ科の高木で、インドやアフリカなど熱帯地方の森に自生しています。その名前の通り、マンゴーに似た果実や種子は食用として用いられています。

このアフリカマンゴノキの種子に含まれている、アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は肥満気味の方の体脂肪・中性脂肪、体重、ウエスト周囲径の減少をサポートし、高めのBMI値の改善に役立つことが報告されています。そのデータがこちらです。

アフリカマンゴノキ由来エラグ酸3mg摂取8週後にプラセボ群と比較し体重が有意に低下した。

アフフリカマンゴノキ由来エラグ酸3㎎摂取4、8週後に有意に低下した。

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