なんで私の家が狙われるの?ハクビシンが住み着く要因や対処法

田舎だけではなく都心の住宅地や街中でもたびたび出没するようになったハクビシン。出没するだけなく住宅の屋根裏に住み着き糞尿被害も急増しています。今回はそんな厄介者のハクビシンが家に住み着く要因や対処法をまとめました。

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ハクビシンによる屋根裏被害

家屋内に入り込まれた場合、ふん尿による悪臭・カビの発生・家屋の破損、汚損などの被害が報告されています。

屋内に侵入されるとフンだまりや汚れによって家ダニの発生原因になります。

・農作物被害も深刻化

農作物では特に果実に対する被害が多く、モモ、ぶどう、サクランボ、ナシ、ミカン、カキ、リンゴ
などである。この他ではトウモロコシ、メロン、スイカ、イチゴ、トマト、ジャガイモ、
サツマイモなどに被害が発生している。

・さらに感染症が伝染する可能性も

ハクビシンやアライグマは複数の人獣共通感染症(人と動物に感染する病気)が知られています。人が住んでいる家屋にも浸入するため、感染症が伝染する可能性があります。

ハクビシンが住み着く要因

・家周辺や近隣にハクビシンの餌場が存在している

ハクビシンを寄せ付けない工夫
地域のごみ集積所などがえさ場となっている場合は、自治会や管理組合などに相談し、地域ぐるみでごみの管理を徹底する。
収穫した残りの果樹の処理などを適切に行い、餌場にしない。
ペットフードなどの食べ残しをそのままにしない。

近所でハクビシンが出没したら要注意!次々に寝床を移動することも

1頭のハクビシンが、どこを寝床にしているのか、5か月にわたって追いかけたデータです。
同じ場所にとどまらず、100か所以上の寝床を自由自在に移動。
生息域は、外周4キロの広い範囲に及んでいました。

国・都道府県の許可なくハクビシンを捕獲することはできない!?

アライグマ・ハクビシン等の害獣であっても、鳥獣保護管理法という法律で保護されている動物のため、国または都道府県に許可された者でなければ捕獲することはできません。

自分で出来るハクビシン対策

・忌避剤で追い払う、寄せ付けない

彼らが嫌うトウガラシなどの匂いの入った忌避剤や獣避け用の線香など設置するというものもあります。また、天敵である狼の尿の臭いがついたウルフピーと呼ばれる忌避用品もハクビシン対策には有効です。ただしこれらの方法はあくまで家にハクビシンを寄せ付けないための方法です。既に自宅に棲み着いてしまっている場合は、専門業者に駆除を依頼した方が確実でしょう。

ハクビシン駆除業者に依頼した場合、相場はいくら?

・目安は40坪の住宅で20~25万円程度

家屋は一軒一軒の広さが違うので料金相場は業者によってバラつきがありますが、目安として40坪の家屋で駆除を依頼し、オプションを1~2件追加した場合を考えると20~25万円程度が相場です。

ただし、家屋の広さ以外にも被害状況や作業の難易度、ハクビシンの数などによっても駆除料金は変わってきます。

以上、ハクビシンの被害例から住み着く要因や対処法をまとめてみました。
まずは自分で出来る対策を行い、それでも難しい場合はプロの駆除業者に依頼して徹底的に対策してもらいましょう。

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