そもそも風水というのは古代中国から生まれた思想であり、主に建築物の位置の吉凶を示すために使われてきたものです。ですので風水の根源は中国にあります。
しかし、日本と中国では家屋の建て方などに違いがあり実際は中国の風水と日本の風水には違いがあります。
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中国の何千年もの長い期間に脈々と受け継がれて、人間の行動や環境を分析して得られた統計学という一面が風水にもありますから、科学的根拠はなくても、統計的に見て実際に効果が出やすいと言えるかもしれないと考えるようになりました。
風水は、古代より中国に伝わる環境学。先人たちは、大地のエネルギーの流れが国の繁栄や人の命、幸福に大きく影響すると考えてきた。
風水の知識は色々なことに応用が利きます。
インテリアやお財布などを選ぶ時に風水を参考にしている人も少なくありまうせん。
また、最近ではマイホームの土地選びに風水を利用するという方も増えてきました。
風水には「四神相応の地」といわれる、風水的にベストな土地の条件があります。
その一説に「北には山があり、南は開けている」とあるのですが、これにも理由があります。
北に山などの高いものがあれば、冬の強い北風を防げます。一方の南の土地が開けていれば、日当りがよい土地になるのです。
北はあまり光が当たらず暗くなりやすい良い方位です。そのため高い山やうっそうとした林など自宅から高くなっているほうが良い状態の土地となります。
風水で土地を選ぶ際に気を付けたいのが太陽光の入り方です。
風水では、太陽の光が生活を潤してくれる要素だと考えられています。
その為、より日の光が入ってきやすい平坦な土地、そして効率よく光が入りやすい東から南にかけて低い土地が理想となっているのです。
樹木が生き生きと茂っている土地、このような場所は「土地の気」がよいことを示している。
逆に、植物が育たないような場所は、生命力がない場所です。土地の選び方の「目安」の一つです。
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