家族信託は専門家に相談せずとも手続きをすすめていくことは充分可能です。
しかし、先ほども言ったようにまだまだ実例が少なく、財産上のトラブルが起こる可能性もありますから、その疑問や不安を解消するためにも、弁護士や司法書士といった専門家に相談することは有効な手段といえるでしょう。
信託登記を行う場合は、司法書士に依頼をするケースがほとんどです。
その点で司法書士に依頼すればワンストップで依頼ができ、司法書士に依頼すればほとんどの書類作成や手続きをあなたの代わりに行ってもらえるので無駄な手間を省くことができます。
家族信託を使う場合には注意点が多くあります。
特に税務が複雑になりますので、しっかりと税務対策をしておかないと、契約時の当事者がいなくなった後で思わぬ課税がされる・・・ということも。
それを防ぐためには、家族信託に強い税理士法人に相談することが必要になります。
家族信託の相談を請け負っている事務所は大阪にも沢山あります。
その中からベストな相談相手を見つけるためにはどのような事に注目すればよいのでしょうか?
家族信託の相談をする際の事務所選びについてのアドバイスをご紹介します。
信託ではなく,遺言書を作成したり,財産管理契約や任意後見契約,成年後見等の相続手続きを利用した方が,ご家族のニーズをより実現できる場合もありますし,これらの相続手続きと信託を組み合わせた方がよい場合もあります。
信託契約の提案だけではなく,他の相続手続きともメリット・デメリットを比較したり,組み合わせて提案できる相続にも詳しい弁護士に相談しましょう。
家族信託専門士を取得するには、2日間の朝から晩までみっちり研修を受ける事になります。
さらに、終了課題も出されそれにパスしないといけません。
また、2日間の研修も受け身の授業でなく、実際の事例を踏まえて信託契約書を作成したり、信託契約書の問題点を指摘すると言った能動的かつ実践的なものです。
こちらの専門士サポートサービスは、加入者に対して契約書の記載内容であったり、信託スキームなど家族信託にとって重要な事を家族信託普及協会の理事がチェックをしてくれます。
家族信託の業務に対して真剣に取り組んでいるか否かの判断材料になります。
近畿でも相続相談に定評のある司法書士事務所。家族信託だけでなく、遺言書作成サポートや、後見制度、贈与に関することなど、相続に関わる豊富な実績が特徴。無料相談に回数制限がないので、気軽に相談できるのも嬉しいところ。
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