30代前半、転職希望者の気持ち「どうして転職を考えた?」
自身の成長:18.9% 給与・待遇:18.6% 労働条件:9.8%
会社の将来性:18.8% 仕事内容:15.7% その他:18.2%
30代で転職をする理由やアドバイス
転職を考える年齢として、30代は少し悩んでしまう年代といえるでしょう。
ですが近年は、前向きに考える人も少なくありません。
30代転職の特徴や成功の秘訣などについて、ご紹介します。
30代まで地元を離れて仕事をしていると、自分が故郷に戻れるタイミングが少ないことに気づきます。とくに、本社やグループ企業の事業所が行きたい土地になければU・Iターンはほぼ不可能となります。
地元にUターン転職したり、希望の土地にIターン転職するならば、30代という年齢は絶好の年齢とも言えます。
約6割の転職経験者が「かなり難しい」「やや難しい」という回答。30代前半ともなれば、企業側も即戦力として応募者を見ています。未経験職を目指すなら、イチから育ててもらう受け身の姿勢ではダメ。
転職を通して「どんな環境で、いつ頃に、どんなことを成し遂げたいのか」をハッキリと伝えられない場合、企業の採用担当は転職理由や動機が分からず、企業に依存する人を増やしてしまうため選考に落ちやすくなります。
努力ができなくては、新しい職場・仕事内容への適応できず、顧客・上司・部下と様々な人から評価されません。
収入アップが目的ではなく、安定した仕事をしたいという強い希望がかなったかたちです。もし、年収を維持したままという条件があったら上手くいかなかったかもしれません。転職するときは、自分がなぜ転職するのか、いちばん優先度が高いのは何なのかを考えておくのが大事なんじゃないでしょうか。
まず自分に合った最適なキャリア目標を立て、そのために何をしたら良いのかを考えて、計画的に行動することがポイントです。
中途採用を行っている企業の多くは、応募者にスキルや資格を期待しています。そのため、転職を成功させるには、職務に必要な資格やスキルを取得しているかが重要になるのです。
自己分析で自分のスキルや能力の棚卸しをして、自分のキャリアを再度考える必要があります。自己分析は転職活動だけでなく、自分のキャリアを考える際にも有効なのです。
企業分析は、自分と企業のミスマッチを防ぐ重要な方法です。企業をよく知ることは面接対策にもなるので、転職活動では企業分析の重要度が高いです。企業分析を行う上でネットの情報だけでなく、OB/OG訪問や転職エージェントなどの情報も積極的に活用しましょう。
職種名や給与ばかりに目が行き、見落としがちなのが社風です。
会社独自で持っている社風はそれぞれです。同じ仕事でも会社が違えばやり方が全く違うことも当たり前。社風が合わないと精神的に消耗してしまいます。応募する企業の社風も忘れずに調べましょう。
30代を超えてそれより上の年齢になると、キャリアダウン以外の「キャリアチェンジ」はまず困難とはっきり言えます。その時になって後悔するくらいなら、30代のうちにチャレンジしてみて損はないでしょう。
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