自毛植毛とは、将来ずっと抜けない安全な部分(後頭部から側頭部にかけて)から自分自身のヘアをドナーとして採取し、脱毛した部分に移動させて外科的に植え込む方法です。
薄毛を根本的に解決する方法として他にも髪の毛を増やす技術はありますが、一生ものの髪が生え続け、永続的にヘアサイクルを繰り返す事ができるのは自毛植毛だけです。
二種類ある植毛のアプローチ方法とそれぞれの費用の目安
植毛には二種類の方法が存在することをご存じでしょうか。自毛植毛と人工植毛になりますが、おすすめといわれているのは自毛植毛のほうです。ここでは、気になる自毛植毛の費用やクリニックなどについてまとめてみました。ぜひ今後の参考にしてくださいね。
名前の通り、人工的につくられた毛を植毛する種類です。
体に異物を埋め込むためトラブルも多く、アメリカでは法律で人工毛植毛が禁止されています。一度植えた毛が伸びたり新しく生えて来たりすることがないため、定期的なメンテナンスが必要になります。
皮膚科学会が、薄毛の治療法を5段階評価したとかで、薬や植毛など育毛方法を10種類程比較していたのです。
「強く勧められる=A」から「行なわないよう勧められる=D」まで紹介されていて、B評価を受けていたのが自毛植毛でした。
一度自毛植毛して頭皮に定着すれば周りに生えている髪の毛と変わらないので普通の髪の毛のようにシャンプーするだけで特別なメンテナンスは不要です。通常のヘアセットも可能です。
自毛植毛のメリットは、後頭部から採取した自分の髪を移植するため拒絶反応がなく、また確実に髪の毛が増やせて、治療後はメンテナンスの必要がありません。一
自毛植毛の治療費用は、手術費20万円+自毛植毛費(ドナー移植株数による)+消費税です。FUEの株単価はFUTの5割増しの、1株900円。FUTの株単価はFUEより約3割安い、1株600円です。
手術前には感染症チェックのために血液検査3,000円(税別)が必要になりますが、手術される場合には血液検査代は返金いたします。他の医療機関での血液検査結果をお持ちいただくことも可能です。
自毛植毛は保険診療適用外となりますので、自由診療での治療となります。薄毛の程度は人それぞれなので、個人個人のケースによりますが、生え際の後退を治療するために1000~2000本程度の毛髪を移植した場合で、60~100万円程度かかることもあります。
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