時効の援用とは?時効の援用を成立させるための条件や手続き

あまり知られていない時効の援用についてご紹介します。

成立にはいくつか条件がありますので、一緒に確認していきましょう。

FC2USER522962SYS さん

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時効の援用とは?

時効の援用とはどのような物なのか。

まずは時効の援用の基本的な内容をご紹介します。

■借金が無くなる

時効の援用とは、時効の完成によって利益を受ける者が、時効の完成を主張することである。

■借金を放棄するという意思表示

時効の援用とは、借金を放棄する意思表示のことです。



「借金を放棄します。」という意思表示をしなければ、たとえ時効の期間が過ぎていたとしても、 借金の返済義務が勝手に無くなることはありません。

■手続きが必要

債務者(お金を借りた人)が、ただ長期滞納しているだけで返済義務が無くなるわけではありません。時効期間が経過した後、「時効の援用」という手続きをしないと、時効の効力は発揮されないと決まっているからです。

時効の援用を成立させるための4つの条件

時効の援用を成立させるためには4つの条件が必要になります。

どのような条件があるのかをご紹介していきます。

■時間の経過

最後に借金の支払いをしたときから5年以上経っていること

■借金を認めていない

■裁判を起こされていない

時効の援用を成立させる2つ目の条件は、債権者があなたに対して、裁判を起こしていないこと。

裁判を起こされると、経過した時効期間はリセットされます。

■時効の援用の意志を貸主に示す

時効の援用には、時効の援用の意志を貸主に示す必要があります。

時効の援用に必要な手続きを行う事も条件に含まれます。

時効の援用を成立させるために必要な手続きの内容

時効の援用を成立させるためには、どのような手続きが必要なのか。

手続きの内容をご紹介します。

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