フロアコーティングはどんなポイントを比較するべき?

フロアコーティングに興味を持って調べてみると、たくさん種類があってわかりにくいと感じる方も少なくないでしょう。コーティングを依頼する人も多少の知識があると、業者選びで失敗しにくくなります。フロアコーティングの比較ポイントをまとめてみました。

FC2USER374492SBY さん

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フロアコーティングの比較ポイント

フロアコーティングには種類があるので、比較ポイントをチェックしておきましょう。

使用する液剤や施工方法によってまったく性能や品質が異なるフロアコーティングは、施工会社によって独自の商品名で販売・施工を行っており、保証期間が同一であっても性能や品質は同じではありません。

■安すぎる場合は薄めていることがあるので注意

特にコーティングの液剤をアルコール成分で必要以上に薄めた場合、液剤内のガラス成分が減少することで、塗膜の厚みが減少し、塗膜全体の安定性を維持することが出来なくなり、長期間の使用に耐えられず、部分的に剥がれてしまう原因となります。

■種類によって特徴が違う

ガラスコーティング
耐久年数 20年以上 フロアコーティングの中で、最高ランク(9H)の硬度を形成します。
無機質のため、ペットはもちろん赤ちゃんからお年寄りまで安全。艶は控えめな仕上がりで、施工に向かない床材もあります。

シリコンコーティング
耐久年数 10年以上 滑り止め効果が高いのでペットを飼っている方も安心。結合天然物質なので人体にも安全です。
ピカピカで光沢感のある仕上がりになります。

最も安いのは『シリコンコーティング』と『ウレタンコーティング』ということになります。しかし、耐久年数を過ぎると劣化や剥がれが生じるため、フロアコーティングを張り替えなければなりません。

自分がどんなフロアコーティングを求めているかを決めよう

フロアコーティングの比較で重要となってくるのが、その人にあったコーティングか?ということです。

安いと質が心配という人もいると思いますが、競争が激しいフロアコーティングの業界では、低価格でもしっかり仕事をしてくれる業者が多いのです。高品質でリーズナブルな業者を選ぶために、価格はもちろん、取り扱っているコーティングの種類と性能、保証期間もしっかり確認してください。

どれくらいの予算をかけるのか
どれくらい長持ちさせたいか
コーティング後の光沢(ツヤ)をどうしたいか
施工後の手入れを、どうやりたいか
水や薬品(除光液など)、日差しやペットのオシッコ等の中で気をつけたいものはどれか
その部屋で暮らすのはどんな家族か

以上の点に注目して検討すると、「何を選ぶべきか」が見えてきます。

■人気のあるタイプを選びたいならUVコーティング

高価な機材を使用するため、施工料金はどうしても高めになりますが、そのぶん長持ち(20年以上!)するので、結局は安上がり。施工後のつやも飛び抜けて強く出るため、現在では最も人気のあるフロアコーティングです。

■体への影響が少ないタイプならシリコン

シリコンは基本的に無機化合物であるため、有害な物質が入ることはありません。価格もUVやガラスと比べると安く、耐久性は劣りますが、きれいな仕上がりになります。UVと比べ、そこまで光沢感もありません。そのため、シックハウスのリスクと質の良さを考えるのであれば、シリコンフロアコーティングがおすすめでしょう。

■コーティング初心者にはウレタン

硬度(硬さ)がそこまで硬くない分、他のものに比べて長持ちはしないですが、その分、メンテナンスもしやすいと言えます。また、はがれたり傷がついてもすぐに補修しやすいため、初めてフロアコーティングをするにはお手軽で失敗が少ない施工方法でしょう。

■光沢がない施工を望むならガラス

安全でとても硬い塗膜を形成し高硬度(8H〜12H)、高耐水、耐擦傷性能に優れ、生活傷経年劣化からフローリングを守ります。光沢を抑えた上品で自然な風合いをお好みの方におすすめします。

フロアコーティングがおすすめされる理由

フロアコーティングは多くの人が取り入れていますが、人気の理由があります。

■掃除が楽になる

フロアコーティングをした床は汚れが付きにくくなるので、掃除機をかけて、汚れや油脂が目立つところがあれば、クイックルワイパーをかける。これだけでお掃除が終わります。

■傷がつきにくくなる

フロアコーティングを施工した床は傷が付かないではなく、付きにくいです。過度の説明を受けると、説明と違うと怒るのは当然です。傷の付きにくさは何もしていないフローリングと、フロアコーティングをした床を比べてみれば、良さが良く分かります。

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