タクシードライバー(タクシー運転手)になろうと思った時に必ず必要なものは二種免許です。正式名称は普通第二種免許で、道路交通法の第八十六条に規定されています。
タクシードライバーになるには?
車に乗るのが好き、接客業がやりたいと考えているなら、タクシードライバーが向いているかもしれません。未経験の人だとタクシードライバーになるには、どういった資格が必要なのか知らない方もいるでしょう。資格取得や素質などを紹介します。
普通免許、中型免許、大型免許、大型特殊免許、けん引免許の5つの運転免許で、二種免許が取得可能です。ただし大型特殊とけん引免許の二種は特殊な免許なので、日本で必要なことはほとんどありません。
②片眼で0.5以上、両眼で0.8以上。深視力検査で誤差が平均2cm以下であること。(カラーコンタクト、度付きサングラスを除く眼鏡、コンタクトレンズは使用可)
③赤・青・黄色の3色が識別できること
取得費用を最小限に抑えることのできる取得方法が存在します。それはいきなり試験に臨むというものです。試験は学科、そして技能の2つに分かれています。最初に学科試験の料金を支払い、それに合格したら技能試験に使用する車両使用量を支払います。この2つで8,000円弱です。
二種免許はあらかじめ取得していても構いませんが、持っていなくてもタクシー会社へ入社後に取得することも可能。免許取得のための補助が出る会社もありますので、確認しましょう。
タクシードライバーに求められている運転スキルは、高度なテクニックという意味ではありません。いちばん大切なのが「安全運転」であること。これも立派なスキルです。
急ブレーキ・急発進は避けましょう。事故を起こさないよう、注意力の高さも求められます。いつでも周りに気を配り、お客様を不快にさせない運転を心がけてください。
スムーズに流れる車線を走り続ければ余計な信号待ちを避けることができます。信号に1度引っかかると1分お客さまをお待たせしてしまいます。それはサービス低下に繋がるとともに、私たちドライバーにとっても大きな痛手になります。
車が好きな人は車内の掃除であったり、日常点検なども含めてマメにチェックをします。洗車や点検がきちんとされていれば不慮の故障や事故の可能性も少なくなります。車を大事にする運転手は人も大事にします。
車が嫌いだと掃除が疎かだったり、少しくらいぶつけても気にしない方もいらっしゃいます。車は大事なパートナーです。運転と同時に車が好きというのも適性として大切です。
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