保育士の給料はいくら?

保育士は給料が低いと言われていますが、実際はいくらくらいなのでしょうか。
今回は保育士になる方法などとあわせてまとめてみました。

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■保育士になるためには?

こちらでは保育士になるための方法について見ていきましょう。

保育士になるには資格が必要

保育士になるためには保育士の資格が必要となります。資格を取得する方法としては、大学、短大、専門学校などの保育士養成施設において定められた課程を修了する方法と保育士試験を受験し合格する方法の2つの方法があります。

保育士試験について

保育士試験は、大きく分けるとマークシート方式の筆記試験と、筆記試験合格者のみ受けることが出来る実技試験の2つの試験があります。保育士になるためには、この2つの試験に合格する必要があります。

合格科目は3年間有効

保育士試験は筆記試験が8科目、実技試験が2分野になっています。一度の試験で資格を取得する方もいますが、一度合格した科目は3年間有効のため一度の試験で全て合格できなくても大丈夫!勉強時間があまりとれない場合は、一年で合格を目指すのではなく、今から始めて2015年の試験であらかじめ数科目を合格し、来年の試験で残りを合格するのも効率的な方法です。

保育士証交付後に働くことができる

実技試験も合格すると合格通知書が発行され、保育士に登録することができます。
そして、保育士証が交付されれば、保育士として働くことができます。

このように保育士になるためには資格取得が必要ということがわかりました。

■保育士の給料事情

こちらでは保育士の給料事情について見ていきましょう。

保育士の給料は安い

平成27年の賃金構造基本統計調査によれば、保育士の大まかな年収は300〜340万円。月収は21万円ほど、賞与が出た場合は60万円くらいと推測されています。保育士として現場にいる限りは、この給与はほとんど変わらないのが現状。主任や園長になったり、複数の園をまとめるエリアマネージャーを務めたりしない限りは、給与面はかなり厳しいようです。

役職で給料が変わる

基本給のほかに、役職であるリーダーや主任、園長などに就くことで、手当として給与が増える場合が多いでしょう。内閣府の2017年調査によると、認可保育園の主任の平均給与は39.7万円、年収は476.4万円。施設長(園長)は月給52.8万円の年収633.6万円でした。

これからアップしていく傾向がある?

2019年4月から始まる2019年度には、これまでの保育士の給与に1%(=約3000円)の給与上乗せする予定と発表しています。1%と聞くと一見少ないように感じてしまいますよね。

このように、基本的に保育士の給料は低めであることがわかりました。

■保育士が求めている福利厚生について

こちらでは保育士が求める福利厚生・待遇について見ていきましょう。

給料アップを望む人が多い

公立の保育園でもなければ勤続年数の長いベテラン保育士でさえも手取り20万円を超える人は少ないといいます。

頑張った分の報酬がない

保育士の仕事をお金だけでみるべきではありませんが、実際にがんばった分の成果が得られなければ少なからずモチベーションが下がってしまうのも事実です。

保育士重視の園も増えている

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