新築住宅は建築部資材の集合体では無く、家族の住まいです。つまり新築住宅は「手段」ではなくて、「目的」なのです。

家族のコミュニケーションを大切にしたい人は、リビングを吹き抜けにして、子供部屋はドアを付けないといった間取りにする人もいます。

注文住宅のメリットは、なんといっても自由度の高さ。
間取りや外観、内装にいたるまで、希望をかなえた家づくりができます。

注文住宅なら設計から自由に考えることができるので、こだわりをたっぷりと詰め込んだ家づくりができます。
家族みんなが満足できる家づくり。
それこそが、注文住宅最大のメリットといえるでしょう。

家をコの字型につくることで中庭スペースを確保します。庭を完全に取り込む形ではありませんので、近隣からの視線をさえぎりながらも、広々としたイメージの庭を作ることができます。

家を上空から見たとき「ロ」の字をした家の中央部分にある庭です。完全にプライベートな中庭にできるのがこの方法です。一方で、建物の中に庭を“内包”する必要があることから、広い敷地が必要であること、庭の排水に細心の注意を払わなければならないという面があります。

上層と下層の階を連続させることで、空間に広がりを持たせ採光を取り入れ、風を通り抜け易くする他、空間を広く見せる効果があります。

あえていうのなら、吹き抜けを採用する場合は、床暖房を検討すると良いと思います。

床暖房は、エアコンなどの空調システムよりもぽかぽかと暖かく、体に優しい上に、使い方によってはランニングコストを抑える事ができます。

水回りをまとめ、料理や洗濯、掃除などの移動距離を減らすと家事の負担が軽くなります。
そのほか、毎日の行動に寄ってどのような家事動線がベストかは変わってきます。

子育て家族には、お子様の遊び場やお昼寝にも最適な畳コーナーや、お子様が泥だらけで帰ってきても玄関からお風呂場に直行できる回遊型の間取りも人気です。

設置したバルコニーからは北アルプスが一望でき、いつでも景色を楽しむことができます。雄大な自然を眺められるのはここに住む家族だけの特権といえるでしょう。

吹き抜けのある明るいLDKは、和室やウッドデッキとも一体感を持たせた空間設計で、Tさんのリクエスト通り広々。「週末はウッドデッキに出て、のんびりランチを楽しみたいな」と奥様の夢もふくらむ。

これまでご主人は花粉症、女の子は乾燥肌でアトピーに悩まされてきたが、新築後は症状も軽くなったという。清浄な空気に満ち、適度な湿度に保たれた空間は健康にいいことが納得できる