介護の仕事は辛い?優良求人を探すコツ

介護の仕事に興味があっても、給料が安い、仕事内容が大変と聞いて諦めてしまう方もいるでしょう。しかし、同じ介護の仕事でも、働きやすさにこだわった職場は存在しています。介護の仕事を目指す方が知っておきたい、優良求人を探すコツを紹介します。

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介護の現場で抱えている問題

多くの方が介護の仕事は大変だと感じるのは、介護の現場で多数の問題を抱えているからでしょう。
まずは、どんな問題があるのかチェックしてみましょう。

介護労働安定センターが実施した介護労働実態調査(2017年度)では、「介護職員が大いに不足」「不足」「やや不足」と回答した割合が66.6%という結果になっています。

離職率が高いことを挙げた事業所は18.4%でしたが、採用が困難であると回答した事業所は88.5%に達しているのです。

■十分な給与をもらえていない

厚生労働省がまとめている「介護労働の現状」の悩み・不安・不満等では、給与が仕事に合わないと感じている方は43.6%。人手不足の次に多く感じている不満です。

ボーナスを含めた初年度の年収は平均280万円程度であり、他の業種に比べると高いとは言えません。
そのため、「薄給だから」という理由で介護福祉士を辞めてしまう人も少なくありませんが、施設によっては残業や夜勤が収入に反映します。

■体力的にキツイ

介護福祉士は、日常生活を送ることが困難な高齢者の介護をしたり、精神に障害がある人が少しでも自立した生活を送れるように手助けをする仕事です。他にも、介護を必要としている高齢者からの相談や、そのご家族からの相談を受けることもあります。

介護福祉士の業務としては、食事の介助や衣服の着脱、入浴介助などの身体介護を行うことがありますが、それらの業務は、慣れるまでは体力的に辛く、体を酷使しなくてはなりません。

■スタッフ同士のコミュニケーション不足

介護施設では忙しいあまり、「ありがとう」や「助かったよ」というお礼やねぎらいの言葉が不足しがちです。このような気遣いがなければ、職場はギスギスします。

「気が合わない」と感じた同僚とは積極的に話そうとしないため、ますますコミュニケーションが不足します。その結果、情報共有や引継ぎがうまくいかないという問題に発展していきます。

介護の仕事をやっていてよかったと思うこと

介護の仕事は辛いことばかりを思い浮かべてしまいますが、やりがいを感じている方もいます。

介護職をやっていて良かったことベスト3
1位「利用者や家族にお礼や嬉しい言葉を言われたとき」(40%)

2位「利用者や家族から信頼されていると感じたとき」(37%)

3位「利用者が回復したり、状態が改善したりしたとき」(34%)

家族から「ここに母をいれて良かった。あんな母の嬉しそうな顔、何年ぶりに見たかしら」と涙ぐまれた

利用者や家族に笑顔が出てきて、ありがとうと感謝されるとき、元気のなかった利用者の方がサービス利用でどんどん元気になったとき

優良求人の特徴

介護の仕事は大変なことが多くありますが、その一方でスタッフが働きやすい工夫をしている会社もあります。
そのような会社は、どのような特徴があるのでしょうか?

■良好な人間関係がアピールされている

スタッフ間の関係が良ければ自然とご入居者様も落ち着き、トラブルもなくなります。

またスタッフが自分たちの事ばかり考えている施設は介護が雑になり
人間関係にもトラブルが多く働きにくくなってしまいます。

比較的新人の職員にさりげなく人間関係とか休憩時間の事とかを聞きだす事も肝心です。何しろ介護業界は職員同士の人間関係が大変な所ですから。

■選べる勤務体制である

やはり給与、勤務日数・勤務時間、休日・休暇、待遇などの労働条件を事前にしっかりチェックしておきたいものです。(たとえば、特別養護老人ホームなど24時間体制でのケアが必要な施設の場合は、夜勤手当や土日手当などは外せない確認項目でしょう)

■資格取得の支援がある

未経験者や無資格者が働きながらスキルアップを目指せる体制が整っているという共通点があります。

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