ただの移動手段としてだけではなく、自分が居心地のいい快適な空間を提供することで、最後にお客さまから「ありがとう」と声をかけてくださったり、「またあなたの会社のタクシーに乗りたいです」などと言ってくださったりしたときは、とてもうれしい気持ちになります。

仕事では毎日違う場所を走るため、単純なオフィスワークとは異なり気分転換もしやすく、外に出て働くのが好きという人には楽しい仕事だと感じられるでしょう。

タクシードライバーの仕事は、どのタクシー会社さんも再雇用制度がありますので、60歳を過ぎてもドライバーの仕事を継続出来ます。もちろん年金を受給しながらも出来たりするんです。
終身雇用というもの自体が皆無になってきている現代では、このようなスタイルで働けるのはもの凄く魅力です。

未経験者にとっての一番の不安である給与面。
こちらに関しては、大半のタクシー会社さんで給与保証制度を設けていまして、仕事を覚えるまで売り上げが低くても、給与額が保証されているので、焦らず仕事を覚える事が出来ます。

歩合の場合は売り上げの50～60％程度で設定していることが多く、1日約5万円程度の売り上げが平均的ですので、１日は25,000円程度だと予想できます。

支給されるお給料の一部に固定給があり、成果によってインセンティブ（歩合）がプラスされる賃金形態です。現在のタクシー業界では少数です。特徴として、固定給がある分、売り上げに対する歩合率は低く設定されています。

基本はB型賃金形態と同じ完全歩合です。ただし、月ごとに何％かのプールを行い、年3回に分けて支給する賃金形態です。プールされる金額は結果的に支給されますが、月ごとのお給料は低くなります。

タクシードライバーの仕事は1日中ずっと座っていることが多いため、足腰にかなりの負担がかかります。座席に座っているだけでも腰に負担がかかりますが、ずっと運転をしていると膝や肩まで痛くなってきます。さらに、運転独特の目の疲れも蓄積してくるため、適度に休憩を取ったとしても身体にはかなりの負担がかかります。

長時間働いていると、どうしてもストレスによる疲れが溜まっていき、精神的にも疲れてしまいます。