加入する火災保険を選ぶときに注意すべき比較ポイント

火災保険の加入を検討しているなら、どのような点に注意すべきなのでしょうか?火災保険とはどういった保険なのか、基礎知識を得るところからはじめてみましょう。失敗しない火災保険選びのポイントをまとめました。

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火災保険の補償内容

火災保険は「火災」という名前が入っているため、火災だけの補償だと思っていませんか?
実は幅広い範囲の補償が付けられているのです。

火災保険は損害保険の一種で、火災や落雷、風水害などの事故によって生じた建物や家財の損害を補償する保険です。建物とは建物本体やそれに付帯する門・塀・物置などのことで、家財とは建物の中にある家具や衣服などのことを指します。

■さまざまな災害に対応する

落雷
落雷による損害の補償
例:雷が落ちて家電製品がショートした等

ガス漏れによる爆発やスプレー缶の破裂などによる損害を補償します。
火災保険の中でも破裂・爆発の補償は利用される頻度が極端に少なく、事故件数は全保険契約の中の0.001%とも言われています。

認知度は低いものの風災・雪災・雹災は火災保険使用率の約6割を占めています。

配管設備の故障や上階からの水ぬれによる損害を受けたとき。天井や床が水浸しになる、家財が水没して故障するなど。

自動車が飛び込んできて建物が壊れたときや、自宅の壁や塀を誰かに破壊されたときなど。

せっかく「火災保険」に加入して、保険料を支払っているのに、【補償される事を知らないので、保険会社へ申請しない】で損をしている人が多数存在する事が伝わります。

火災保険は思っているより多くの補償内容があることがわかり、驚いた方も多いでしょう。
実際には火災以外の補償も対象となっているのです。

間違った火災保険の入り方

建物面積や構造など。例えば、建物の延べ床面積が誤っていると評価額(保険金額)が変わることがあります。

家財は、宝石・貴金属など1個または1組の価額が30万円を超える貴金属・美術品などは明記物件となります。申込書に明記しなくては補償の対象とならないことがあります。

■建物と家財の扱い

持ち家の人であれば建物と家財の両方を、賃貸住宅の人は、建物は大家さんが契約するので、家財のみ契約します(持ち家の場合もどちらかだけ契約、とすることもできます)。

■自分の家財は自分で守らなければならない

日本には、「失火責任法」という法律があることも覚えておく必要があります。これは簡単にいうと、火元に重大な過失がない限り、火事を起こして隣家などに火が燃え移っても、損害賠償はしなくてもよい、という決まりです。

■必要な補償内容について

正しい保障内容を理解していなければ、

必要な保障が付いておらず、思わぬ負担をすることになってしまった・・・
全く必要のない保障を付けており、ムダなお金を払っていた・・・
という事態になってしまいます・・・。

例えば、水害の保障はその代表的な例です。水害とは、台風や暴風雨による洪水などの被害のことです。こういった被害は、住んでいる地域によって受ける確率が変わってきます。マンションの高層階に住んでいたら、こういった水害の被害はまず受けないですよね。

火災保険はすべてをカバーすることを考えてしまいますが、実は必要ない補償内容もあります。
多くの方が詳しく調べずにただ加入して保険料を損しているのです。

火災保険を選ぶ上で重要な比較ポイント

火災保険選びで迷ったら、次の点に注意してチェックしてみましょう。

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