これも安倍外交効果?反安倍派の批判はある一方で、日本の政治的自由が世界から認められた

反安倍色濃い面々は相変わらず批判の声を高々にあげていますが、世界的にみるとずいぶん自由な国な日本。そんな自由度が世界で認められてきたことが、公正な組織による評価に表れています。

獅子ガール さん

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▼『国境なき記者団』いわく日本の報道の自由は67位?違和感しかない

世界中の言論・報道の自由を主張しているジャーナリストによる非営利組織

「国境なき記者団」2019年の世界各国の報道自由度ランキングを発表。日本は前年と同じ67位。

ちなみに報道自由度1位はノルウェー、最下位は北朝鮮。

このランキングは、「メディアの独立」や「メディア環境・自己検閲」といった基準に基づいて各国の評価を行うもの。

日本の記者クラブについては、フリージャーナリストや外国人記者を選り好みしており、自己検閲を増大させていると批判

「記者クラブ」は新聞・通信・放送の報道機関で構成されており、政府など公的な財政支援などは受けていない独立組織です。記者クラブが日本の報道の自由度を下げている点については、その責は政府ではなく記者クラブ側にあるはずです。

▼「国境なき記者団」って、全然公平な組織じゃないじゃん、の声

アンフェアな評価の連鎖

アンケートでは次のような設問がある。
「メディアは一般大衆の幅広い意見を反映させているか」(10段階で評価)
「政府はジャーナリストを監視・脅迫するか」(10段階で評価)
漠然とした印象を問う設問が多い上、6~10段階で評価させたりするので、回答者の主観に委ねられる部分が大きそうだ。

国境なき記者団と聞くと連想するのが国境なき医師団で
そのため、いかにも中立的・人道的立場で善いことをしているかの印象を持ってしまう。
しかし「記者団」と「医師団」は全く別物だ。

国境なき記者団も、国連と同様にいかがわしい組織だということを
よくよく覚えておこう。

▼ちなみに日本より上位国の「報道の自由」の様子がこちら。えっ、ナニコレ!?

好き勝手にモノを言えるか言えないか・・・。

26位にガーナという国が入っています。こちらには「2014年、西アフリカメディア基金は9人のジャーナリストへの物理的攻撃、数件の逮捕や新聞社への踏み込みを記録

2019年には27位に食い込んでいます。

大統領の疑惑記事を書いた記者が訴追され出国停止が科される韓国

韓国は41位

マダガスカルという国は56位と随分上にランキングされています。ここには「民主的議論は引き続き限られている。2013年の選挙に際しては、多くのメディアが検閲を受けたり閉鎖させられた

2019年は54位

イタリアは25位も改善して52位だが、彼らナンタラの記事を見ると6人の記者がマフィアや原理主義者から命を狙われているので警察に24時間保護されているそうだ。首都やイタリア南部では何か書くたびにマフィアや地元ギャングの圧力がヒシヒシと伝わるとある

2019年は43位。

▼そんな国々よりこの日本が劣る…だと?

▼この国では国家を批判することで身に危険を感じることはない

国家を批判しても命の危険はありません。
(炎上はあり得ますが)

「安倍首相から報道機関への圧力を感じる」など言う “個人の感想” をメディアが堂々と発信できている時点で『報道の自由』は十分に確保されている

▼『国境なき記者団』の”記者”とは誰のことで、どのように算出しているのか?

ん?悪夢の民主党政権から安倍政権になって、日本の報道の自由度って何も変わっていないと思いますけど・・・

当該国の関係者数十名のアンケート結果を数式にあてはめて評価値を算出しているそうです。透明なんだか不透明なんだか・・・。

「主観の入る問いが多いわりに、どういう人たちが選ばれ、どのように評価対象を割り振っているのかもよく分からない」「評価のために一定のものさしが各国に当てられているかも不明だ」とした上で「漠然とした『報道の自由』を比べた『国境なき』のランキングからは、私自身は学ぶところがあまり感じられない」「ランクの低さに衝撃を受ける必要もないのではないか」

江川紹子氏が国境なき記者団に呈した疑問。

「国境なき記者団」特派員・瀬川牧子の会社JFJNに所属する記者マイケル・ペンは、独自に新月通信社(SNA)を運営しており、日本のランクが72位に下落した時、ネトウヨを嘲るツイートをしている。ペンは週刊金曜日にコラムを書くような極左活動家モドキ

▼一方、こんな調査結果もあるのだが。

アメリカ発シンクタンク「フリーハウス」が弾きだした「日本の政治的自由度」は最高レベルという判定

1941年にナチ・ドイツに対抗して自由と民主主義を監視する機関として設立されたフリーダムハウス。
毎年世界人権状況白書を発行しています。

NGO自身が事前に決めた基準に従い専門の分析者が評価するフリーダムハウスに対し、国境なき記者団では当該国の関係者数十名程度のアンケート結果を数式に当てはめて評価値を算出するという違いがある。設定する評価基準や数式をどう決めるか、アンケート回答者として誰を選ぶか等によって、それぞれの組織の価値観が反映される。

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