家賃保証会社とは、その名の通り、家賃滞納があった場合、建て替えて家賃を支払ってくれる会社です。
家賃保証会社のメリットとは?
賃貸運営をおこなうなら、家賃保証会社の活用が魅力的です。
保証会社を介するからこそのメリットが、安心感につながるためです。
家賃保証会社のメリットと、家賃滞納の実態についてご紹介します。
保証会社には、賃貸借契約時に保証料という形で支払う。借主側に条件を満たす連帯保証人がいれば、保証料を支払わないケースもあるが、必須のケースも多い。
万が一家賃の滞納が発生しても、安定して収入を得続けることができます。なおかつ、回収業務も家賃保証会社がやってくれるので、業務負担の軽減もさることながら、入居者との人間関係に支障をきたすことなく督促をおこなえるのもメリット。
家賃保証会社は、通常貸主がおこなうべき作業の多くを代行してくれます。
賃貸運用を不労収入の形で続けられるので、費用さえ納得できる金額であれば、とてもメリットに感じられるでしょう。
連帯保証人と家賃保証会社は同じ役割を担っているので、利用すれば借主に連帯保証人をお願いできる人がいなくても、賃貸契約ができるようになります。
親族が高齢で支払い能力がない人や、外国籍の人も部屋を借りれるようになるのが借主側の最大のメリット。
家賃保証会社を利用すると水商売やフリーターなど安定収入がない仕事をしている人でも、審査に通りやすいケースがあります。
利用する家賃保証会社がその職業を許容していることが条件になりますが、最近ではそういった物件や家賃保証会社も増えています。
家賃保証会社を利用すると、原状回復費用も保証してくれるので、敷金の必要性が低くなります。そのため、敷金の額が通常よりも安くなる可能性があるのです。これもメリットの一つだといえるでしょう。
全国の月初全体の滞納率の平均は、8.2%で前年同時期と比べて1.3ポイント上昇している。特に首都圏と関西圏を除いたその他のエリアでは、9.2%と前年同時期から2.5ポイント増と大きく上昇した。
手取り20万円の収入の人が家賃10万円のマンションを借りるなど、何かあれば払えなくなっても不思議はないケースも頻出するようになった。
加えて家賃は携帯電話やガス・電気などのように払わなければ使えなくなるわけではなく、取り立ても厳しくはない。そのため、支払いが後回しにされがちで、気づくと借金まみれのうえに、滞納が3カ月以上にも及ぶなど、払えなくなってしまうのである。
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