アパート経営の主業務とも言えるのが、管理業務です。
専門に引き受ける管理会社が多数あるくらい、管理業務は特に時間的な負担が多い特徴を持っています。

入居者に対する管理は、入退居・更新時の契約関係、集金業務、滞納時の催促、隣人トラブル対応など、簡単に考えてもこれだけあります。

「家賃の回収」では、滞納があった場合の督促には専門のノウハウが必要です。

退室時の原状回復の査定や、入居者トラブル対応など、管理業務は煩雑で高いノウハウが必要となってきます。

アパートの建物管理は日常の管理が行き届いていれば、ほとんどのトラブルや事故は未然に防げます。
万一、故障や異常など不測の事態が起きても、迅速に対応できる備えがあれば安心です。

普段から目に触れる場所への気配り・・・日頃のこまめな手入れが、アパート入居率に大きく反映します。

粗大ごみが置かれていると、外部の人も捨ててしまいさらに粗大ごみが増えてしまうため、すぐに撤去しないといけません。

「更新契約は不動産屋さんがすべきなんじゃあないの？」「リフォームって自分でできるの？」とお思いの方もいらっしゃるかと思います。答えは「できます」です。

自主管理のメリットは「大家としてのスキルが高まり、支出が減らせる」ことに尽きると思います。

自己管理は賃貸経営のすべてを自分で行うので、非常に負荷が高い方法です。もちろん、外注コストは削減できますので、所有戸数が多くない場合には検討するに値します。ただし、家賃の回収に関するトラブルの処理などについてかなりの負担を引き受ける覚悟は必要です。

プロに不動産管理を委託したほうが、効果も上がるのはいうまでもありません。
不動産管理をプロに委託することは、ノウハウを買うこと、と心得るべきです。

ノウハウに関連して、もう一つ触れておきたいトピックがあります。
それは、トラブルへの対応が優れているということです。

デメリットはコスト（管理委託費）がかかることです。また、安心して任せられる管理会社を探す手間もかかります。

断言しましょう。オーナーとして成功するか否かは、管理会社の選び方にかかっています。

大家さんが所有する地域（エリア）の事を理解している人がいなければ20・30年後、必ずと言っていいほど、様々な問題が起きると考えられます。