不動産投資で失敗しないためのコツ

不動産投資はサラリーマンでも始めている人がいるため、身近な存在となってきているでしょう。しかし、その一方で失敗する方がいるのも現実です。これから不動産投資を始めようとしているなら、失敗しないためのコツをチェックしてみましょう。

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不動産投資に失敗する一例

アパートやマンションの経営・売買は、注意すべきことを把握しておかないと、失敗してしまう可能性があります。

■郊外の物件を買ってしまう

購入後1年間は約10%の利回りを維持していましたが、その後退去が相次ぎ、入居率が30%まで下がってしまいました。

「地方郊外を買う」のは失敗に至りやすい買い方です。

その理由は空室リスクが高すぎるからです。

いくら表面上の利回りが高くても、入居者がいなければ机上の空論です。

郊外の収益物件は利回りが良いように見えますが、実際に経営してみると赤字になることも少なくありません。
目利きがない素人が手を出すべきではないのです。

■新築物件を買ってしまう

勧められるのは主に新築区分マンションの購入ですが、このときにトークでよく使われるのが、「節税用」「生命保険代わり」「資産形成」。というもの。しかし、この物件を買ったとたんに、あなたの不動産投資の成功は大きく遠のきます。というよりも失敗します。

新築区分はキャッシュフローがかなり厳しくなります。それも年を追うごとに。新築区分は銀行の融資も比較的通りやすいため、下手に属性(年収や勤務先)が良いと、いくつも物件を買えてしまうから厄介です。

都内で2000万~3000万円で販売されている新築区分ワンルームも、実際の評価額は1000万~2000万円となります。

このように新築ワンルームは、買った時点で1000万円程度の含み損を抱えるため、非常にリスクの高い投資となります。

メリットが高そうに見える新築物件ですが、実際には築浅物件が売り出されていることを見ると、失敗しているオーナーがいるということなのです。

■家賃保証を充てにしてしまう

家賃保証を提供する不動産会社の財務的な基盤は、保険会社並みに厳しく規制されるべきだが、そのような状況にはまったくなっていない

家賃保証会社やサブリースなどを検討する方は多いようですが、必ずしも家賃収入が保証されているわけではないのです。
今は支払いがされても、何十年後はどうなるかわかりません。

利益が出せる投資物件とは?

これから不動産投資を始めようとしている人にとっては、「良い物件はどうやって見つけるのか」「どんな物件が良いのか」など、わからないことが沢山あるのではないでしょうか?

■中古区分マンション

メリットといえる代表的なものは次の3つでしょう。

手間がかからない
ローリスクで始められる
少ない資金で始められる

様々な理由から状態が悪く、入居者がついていない「二流物件」を割安で取得、リノベーションすることで入居率の高い物件に生まれ変わらせるというもの。

■長く売れない物件

まず「相場よりも割高なアパート向き、しかも売主が業者の土地」をレインズなどで見つけます。このような土地は割高ゆえになかなか売れません。3か月、半年とじっとウォッチし続けます。すると1年近く経ったときに、突然大幅値引きをすることがあるのです。

不動産投資初心者は、収益を上げやすい物件の特徴を知っておきましょう。
ほかにもまだねらい目物件の種類が多数あります。

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