床の美しさ・清潔さを維持するために、新築時のフロアコーティングをお勧めしています。

フロアコーティングは床材を保護し、美しい光沢を長期間保ちます。傷もつきにくく、水拭き可能なので、お手入れも非常に楽になります。

最大のメリットともいえるのがワックス掛けが必要なくなるということです。

床材の表面をコーティング剤で保護することで、傷や汚れを防ぐだけでなく、風合いを長く維持して経年劣化を抑える効果も期待できます。

汚れが直接床材につかないため、食べこぼし、飲みこぼし、ペットの粗相、油などの落ちにくい汚れが付着しても簡単に落とせるというメリットも。

床が傷つくと補修工事をすることになりますが、そのような無駄なコストもカットできます。

ガラスコーティング（30平米） 10〜25万円
UVコーティング（30平米） 10〜20万円
シリコンコーティング（30平米） 8〜15万円
ウレタンコーティング（30平米） 5〜15万円

フロアコーティングの費用を抑えるには安い液剤を使うのが最も効果的ですが、安いには当然理由がありますので、単純に値段が安いからといって低価格のコーティング剤で施工しないようにしましょう。

初期費用は高くついてしまいますが、性能が高く耐久年数が長いので、コストパフォーマンスには優れていると言えます。 耐久性に優れていて、最大30年もの長期間効果が続くのは嬉しいポイントですね。

ひとくちにフロアコーティングといっても、いくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。

薄膜で硬く、キズが目立ちにくいが、台所洗剤などで溶けてしまう。

水、溶剤、洗剤に強いコーティングです。
乾燥までに2日程度かかります。
耐用年数は10年程度です。

性能、安全性が高いといわれるコーティングですが、シリコン樹脂含有率や水性か油性かによって性能や耐久性が変わってきます。

滑り止め効果が高いのでペットを飼っている方も安心。結合天然物質なので人体にも安全です。
ピカピカで光沢感のある仕上がりになります。
耐久性がガラスコーティングに比べてやや低いですが、施工後、数時間で入室が可能です。

引っ掻き硬度試験でも５Hの硬度を形成します。
乾燥ではなく硬化させて仕上げるため、施工後数時間で入室が可能です。
硬化させるために特殊な機材を使用する必要があるので、施工料金が少し割高になります。

ウレタン樹脂に紫外線を照射して、瞬間的に硬化させるフロアコーティング技術。