西日本では、この通夜ぶるまいの習慣がありません。

西日本を中心とした地域では、近親者のみで通夜料理を囲むため、あらかじめ用意する料理の必要数が把握しやすく、その量も少なくてすみます。

熊本県の場合は（イ）飲食接待費は29.3万円（ロ）寺院の費用は34.3万円（ハ）葬儀一式費用117.0万円（二）平均葬儀費用は194.0万円と報告されております。

葬儀にかかる費用には、大別すれば「葬儀社に支払う費用」と「宗教者（寺院・神社・教会）に支払う費用」の二つがあります。

寺院費用
葬儀で読経をあげてもらう僧侶へお渡しする費用です。

お布施、戒名料、必要に応じて御車代、御膳料などを現金で用意し、葬儀の前後に僧侶へ直接お渡しします。

熊本県内の平均葬儀費用は129万0033円。

・火葬式：火葬のみを行う
・家族葬：家族や親族だけで見送る
・一般葬：家族、親族に加え、故人の友人知人、故人や親族の会社関係の人や近所の方までお呼びする

台頭してきたのが家族葬と言われる形態です。
家族葬とありますが、家族だけでなく親戚や故人の友人を呼ぶことももちろんできます。

故人の家族や親族、特に親しかった人だけで行う小規模なお葬式です。

良い葬儀会社とは、丁寧な応対、明朗な価格、わかりやすい説明、希望にあった葬儀プランを提示してくれる葬儀会社です。

セット料金には何が含まれているのかを事前にチェックをし、オプション料金として何を追加していくかは葬儀を執り行う前に把握しておきましょう。

事前に明細のはっきりした見積もり書を出し、ここに何の費用が入っていないかも含めて、詳しく説明してくれる。 　

自治体葬や家族葬をやりたいとか、葬儀社が運営する式場ではなく自宅や公民館で葬儀をやりたいと言うと、強引に反対したり、対応が冷たくなるような葬儀社もあります

残念ながら、家族葬や直葬などの低予算の葬儀を希望すると、とたんに対応が冷たくなる葬儀社も存在します。

利益の少ない葬儀であっても、親切になって対応してくれる葬儀社を選びましょう。

ご希望であればお持込も可能で、ホテルや故人様がお好きだった
料理をご用意することもできます。