肉体的・精神的に日常生活を送るのに支障のある高齢者や障害者に、
その生活面でのサポートを行うために利用者の家庭に訪問し、サービスを提供する人のことです。
ホームヘルパーは訪問介護員とも呼ばれており、日常生活に支障のある高齢者や障碍者に対しての生活サポートを行っています。
トイレや食事の介助をしたり、部屋の掃除や料理といったことも行います。
高齢化社会に伴い、ホームヘルパーの資格の必要性(ニーズ)は、非常に高まっています。
各自治体では雇用推進の一環として、福祉人材を多く採用しようと考えています。
また、高齢者や介護が必要な方がいなくなるということはありません。
そのため、ホームヘルパーの仕事が無くなってしまうことはないのです。
特別養護老人ホームなどの施設は入所条件が厳しくなっていることもあり、施設ではなく、在宅で介護サービスを受けながら過ごす人の割合が大きくなっているようです。
そうした背景のなか、訪問介護ができるホームヘルパーの需要は急増し、訪問介護サービスを提供する事業所は人手不足となっているところも少なくありません。
都道府県が指定した養成機関で介護に関する基礎知識、倫理、実務などの養成講座を130時間受講します。受講資格は16歳以上ならだれでもOKで受講期間は3~6ヶ月程度。その上で試験に合格すれば資格を得ることができます。
資格がなくてもホームヘルパーになることはできますが、知識や経験を持ちホームヘルパーとして働きたいという方には資格取得をおすすめします。
ホームヘルパー1級などの資格を持っている方は、キャリアアップしていくために必要な実務者研修を積極的に受講していくべきだと思います。また、スキルアップとして今後の仕事の上で役立つ知識、技術の習得にも繋がるでしょう。
ホームヘルパー資格を取得していたとしても、さらにスキルアップをするために実務者研修も受講することが望ましいです。
最近では事業所が負担してくれて資格取得をサポートしてくれるところもあります。
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