介護職の人間関係はどんな感じ?離職理由で「人間関係」と答える理由とは?

介護業界はかなり出入りが激しく離職している割合も高い業界です。その中でも人間関係が原因で離職している人も多いと言われております。そこで、今回は介護職の人間関係は一体どうなっているのかを探っていきます。

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介護業界の離職理由について

■仕事と家庭の両立が難しい

男性職員が増えてきたとはいえ、まだまだ女性比率が高い介護業界。結婚や育児と仕事の両立は、切っても切り離せない悩みですよね。
「家庭や育児にかける時間や体力は確保したいけど、介護職では難しいかも…」。そう考えて、辞めたいと悩む人は多いようです。

仕事と家庭の両立が難しくなってしまいがちなのも介護業界です。とにかく介護業界は力仕事が多く仕事のみで力尽きてしまうという意見が多くなっています。

■職場の理念や運営方法に不満あり

業務の進め方や利用者さんへの接し方について自分の考えとのギャップが続くと、些細なことでも気になりはじめて仕事へのモチベーションが下がってしまいます。
先輩や上司に相談しても、「これがうちの方針だから」と言われては、解決は難しいと感じて辞めたいと思ってしまうかもしれません。

ギャップが多くなりすぎるとだんだんと不信感が募ってしまい、最終的には会社を信じられなくなります。こうなると離職を考えてしまうのです。

介護現場の人間関係は?

■結局は人間関係が一番

人間関係に関しては悪い・良いでは無く合う・合わないの問題です。自分に合うかどうかを吟味して行くだけでも、ピッタリの場所を見つけやすいです。人間関係の合う働きやすい職場で働くことによって、楽しくやりがいのある仕事ができる確率も高まります。

人間関係は仕事を辞める最大の要因であり、仕事をする人間の最も厄介な壁でもあります。自分の努力でどうにかなるのものあれば、どうしようもないものも多いので非常に厄介です。

■職場によって離職率も大きく異なる

ただし、同じ介護業界でも会社によって離職率は大きく異なるので、業界全体で見るのではなく会社の離職率から考えてください。

働きやすい職場ほど人間関係が良い傾向がある

■介護職に関わる多くの人が人間関係の悩みを抱えている

公益財団法人・介護労働安定センターが行った「平成28年度介護労働実態調査」によると、介護士が仕事を辞める理由の23.9%が人間関係によるものでした。介護職に就いていた人が離職する理由の中で、最も多い理由であることが分かります。

介護職に関わる多くの人は人間関係での悩みも大きく抱えていることがわかります。他の仕事でも人間関係はかなりキツイものがありますが、やはり介護業界でも厳しくなりがちなのが人間関係なのです。

■相談できる相手がいるなら幸せ

同僚や家族など、確実に自分に味方してくれる人と話をしてリフレッシュするのも大切ですが、なかなか根本的な解決には繋がりません。
少し伝えにくいかもしれませんが、フロアリーダーや主任、施設長などに相談すると、公平な視点から両者の関係についてアドバイスをもらうことができます。

相談できる人がいるだけで、自分のメンタルは大きく変わるでしょう。逆にいないとずっと追い詰められ続けることになります。特に、ひとり暮らしをして気軽に話せるような間柄の人がいない人は非常に厳しい状態にあります。

人手不足の理由のひとつに人間関係が関わっている?

■嫌味や小言を聞くとテンションがやっぱり下がる

他人のミスへの指摘や陰口など、あまり積極的に聞きたいと思えないことを聞かされることが多く、ストレスになってしまうケースもよくあります。自身がターゲットとなってしまい、嫌味や小言を言われるというケースもあります。

自分に対する小言や嫌味ではなかったとしても、そのような負の言葉を聞き続けるとテンションが下がります。言っている人はストレス発散になっているのでしょうが、ストレス発散になるのは言う人だけで聞く人はむしろ溜まってしまうのです。

■嫌な人が多いとどうしても働き手は減る

まずこちらの悩みですが、今後、自分がいくらベテラン介護士のAさんにお願いしたとしても、Aさんが親切に仕事を教えてくれるようになるかはわかりません。
ただ、自分が今の職場できっちり介護の仕事を覚えることができれば、そもそも教わる機会が減る可能性もあります。

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