山形の住環境は?注文住宅を建てる際には対策をしっかりしておくべき

さくらんぼや冬の雪景色など、日本の原風景が残る山形。

そんな山形の住みやすさや住まいの特徴はどのようなものなのでしょうか?

山形で注文住宅を建てようと考えているなら、ぜひ知っておきたいポイントをいくつかご紹介します。

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■山形の住環境

まず、山形の住環境について調べてみましょう。

山形ならではの特徴はあるのでしょうか。

家造りの前提となる情報なのでしっかりと把握しておいて下さい。

山形県は日本海に面しており、東北地方の南西部に位置します。県内は85%が山地なため、緑豊かで自然が多い地域といえるでしょう。県の中心部には一級河川である最上川が流れ、山形県に暮らす人々は、主に最上川の周辺に住居をかまえていることから「母なる川」と比喩されることもあります。山形県の県庁所在地は山形市とされ、面積は全国9位を誇る9,323.15平方キロメートルです。山形県内では、13市19町3村の地域に約112万人が暮らしています。

・山形市は住みやすい?

約25.5万人が暮らす山形市は、自然環境の良さや施設の充実による便利さで人気の街です。山々に囲まれた県の特長ともいえる空気のきれいさや四季折々の景観は、地元住民からも定評があります。生活していくうえで外せない「病院」「銀行」「必需品の販売店」なども多く、住みやすい街という声が多く挙がっています。また、台風や地震などの自然災害が比較的少ないこともあり、東北大震災による避難者がそのまま定住するなど、安心して暮らせるという声も少なくありません。

・天童市は住みやすい?

2位に選ばれた将棋駒と温泉の街「天童市」も、山形市のベッドタウンとして発展した歴史があることから「山形市の隣で便利だから」という回答がありました。

天童市:おいしいものや温泉がたくさんあるから。(45歳・男性)

・米沢市は住みやすい?

5位の「米沢市」は「上杉氏の城下町として歴史や伝統がある」という理由が挙げられています。

米沢市:米沢牛を食べたい。(27歳・女性)

■山形の家造り

ここからは、山形の家の特徴を見ていきましょう。

安全な暮らしのため、気候や風土を踏まえた上で、山形での家造りを考える必要があります。

・雪対策について

山形県は豪雪地帯で、雪下ろしや雪かきが必要です。屋根から落雪する危険もあります。

道路などの除雪は行政がきちんと行いますが、自宅の周りは自分で除雪しなければなりません。 除雪車が通った後などは、住民で協力しながら除雪をしましょう。 除雪を怠ると家から道路まで出られなくなったり、車庫から車を出せなくなったり、屋根から落ちてきた雪でけがをする事もあるので注意が必要です。

雪が多い時には、屋根の雪おろしも必要になります。
市街地などでは全く屋根の雪おろしをしなくてもよい地域もあります。

雪おろし回数(県内の市役所又は町村役場付近の一般家庭における平均回数)
平均1.2回 豪雪地帯(比較的雪の少ない村山地域、庄内地域の平野部)
平均1.4回 特別豪雪地帯(比較的雪の多い村山地域、庄内地域の山間部、最上地域、置賜地域)

■失敗しない注文住宅会社の選び方

ここからは、実際に家を建てるときにお世話になる注文住宅会社をどうやって選べば良いのかについて考えていきましょう。

注文住宅会社によって得意なジャンルや建て方など、それぞれ特徴があります。

また、どの注文住宅会社を選ぶ場合でも共通してチェックしておくべきポイントもいくつか挙げてみましょう。

・4つのポイントとは?

住宅会社を選ぶときは、まず「工法」「構造」「デザイン性」「費用」という4つのポイントに注目した選び方をします。第1段階として、条件に合う住宅会社を複数ピックアップするという選び方です。主な工法は木造軸組工法、ツーバイフォー、プレハブ工法、重量鉄骨造、鉄筋コンクリート造、ログハウスの6種類です。構造とは、基礎工事と耐震性や耐火性などの部分です。雪が多い地域なら雪の重さに耐えられる構造、台風の上陸が多い地域なら強風に強い構造などが重視されます。

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