次に受験費用についてですが、1校当たりの受験料は2～3万円くらいです。併願校も合わせると平均して7～8校を受験するのが一般的と言われますので20万円前後は受験のために用意しておいた方がよいでしょう。

そして晴れて合格後の費用としても、まずは入学金にはじまり、制服・教材費などが必要となります。私立の中高一貫校に6年間通う場合、合計で平均500～600万円ぐらいかかると言われています。

ある共学校のケースを表でご紹介します。毎年、授業料・施設費で100万円、中学校・高校の初年度は入学金も含め、120～130万円の費用が必要となってくるようです。
とはいえ、私立は学校によって学費の設定のしかたもさまざまですので、受験前にきちんと調べておくことをおすすめします。

子供が中学受験を控えて急に塾代が嵩むようになりました。

それまで毎月15000円程度の塾代が35000円に跳ね上がり、夏期講習や冬期講習があると10万近くの出費になることも。

給料は据え置き状態でしたので家計は火の車でした。

夫婦共働きでしたがこのご時世でボーナスも出ないので、みるみるうちに貯金も減って、ついには貯金ゼロまでになりました。

最後に、お金にまつわるうれしい制度をご紹介いたします。学校によっては、成績優秀者に特待生制度を用意し、授業料・入学金を免除というところもあります。奨学金制度が充実している学校や、家庭の年収によっては公立と同等の金額で私学通学ができる制度を用意している学校もあります。詳細はホームページや学校説明会で確かめてください。