フロアコーティングは、床材の上に専用のコーティング剤を塗布して床を保護する目的で行われるもの。施工することで生活によって生じる傷や摩擦、飲みこぼし・食べぼしなどから大切な床を守ることができます。
フロアコーティングは本当に必要なの?
フロアコーティングは必要あるかどうかという疑問点もあるでしょうが、実行することでのメリットが確かにあります。今回はこのメリットや必要な理由について簡潔にまとめていきます。
フロアコーティングをする最大の理由が床の劣化及び傷などを防ぐことができることです。床は生活する上で絶対に活用する部分なので、絶対に劣化します。汚れや傷や摩擦から守ることができるようになれば、それだけで長続きできるようになるでしょう。
汚れが直接床材につかないため、食べこぼし、飲みこぼし、ペットの粗相、油などの落ちにくい汚れが付着しても簡単に落とせるというメリットも。汚れが床材に付着しないので、水拭きだけでも簡単に汚れが落とせます。
汚れに対しても非常に強くなりますので、掃除が楽になります。何かを落としてしまってもちょっとした手入れでその汚れが落とせるようになりますので、お部屋掃除にかかる時間も格段に減らせるでしょう。
フロアコーティングは、なにも塗布されていない床に比べると滑りにくいように加工が施されており、ハイハイをしている赤ちゃんもつかまり立ちをしている赤ちゃんも転倒する危険性は下がります。家の中を安全に歩かせてあげたいのであれば、おすすめです。
フロアコーティングをするとスベりやすくなるというイメージがありますが、実は逆にスベりにくくなるので、危険性を下げることができるのです。転倒するリスクが下がりますので、怪我防止のために導入することも有効となります。
赤ちゃんは周りにあるものには何でも興味を示し、口に入れてしまうこともあります。床もそのうちの一つです。赤ちゃんが床を舐めてしまい健康を害するのではないかと心配にもなるでしょう。ガラスコーティングであればそのような心配はいりません。
ワックスで行う床のコーティングは、赤ちゃんが床をなめてしまった場合有害成分の危険性があります。しかし、ガラスコーティングのようなコーティングであればなめても害はないので、健康被害も防げます。
フロアコーティングを行うことで、フローリングでも滑りにくい床を実現することができます。これにより、足腰への負担が減り、ワンちゃんにとってとても暮らしやすい環境をつくることができます。
スベりやすい床はペットの足腰に対して大きなマイナスになってしまうので、そのマイナスを帳消しにするためにフロアコーティングが使えるのです。カーペットを使いたくないという人には重宝するでしょう。
擦り傷が一番心配になるの場所はダイニングテーブルのの椅子付近です。椅子に座ったまま、椅子を押し引きすることが多いためです。
ダイニングにテーブルを配置している家庭は多いでしょうが、そこに設置されている椅子を動作で非常に床が傷つきやすい場所でもあるのです。その傷の発生確率を減らせるのはやはり大きいでしょう。
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