佐々木 圭一（ささき けいいち、1972年9月30日[1] - ）は日本のコピーライター。神奈川県出身。

1997年、博報堂に入社[2]。コピーライターに配属。その後コピーの法則を発見[3]。カンヌ広告祭金賞を受賞[2]。作詞家としても活動。

2005年-2007年には、広告クリエーター、リー・クロウのもと米国でインターナショナルな仕事に従事[2]。

2013年、コピーライターとして培ったノウハウを、『伝え方が9割』（ダイヤモンド社刊、2013年）として出版。同年末に博報堂を退社。

日本のコミュニケーション能力をベースアップさせることを、ライフワークとしている。

ノーをイエスに変える方法の基本は次の３ステップを順に行っていけばよいのです。

自分の頭の中をそのまま言葉にしない
相手の頭の中を想像する
相手のメリットと一致するお願いを作る

前述した「ノー」を「イエス」に変える７つの切り口としてその７つのテクニックがあります。この７つを使うことによって、相手の心を柔軟にし、あなたのお願いを受け入れてくれる可能性が高くなるのです。

その７つの切り口とは、次の７つ。

相手の好きなこと
きらいなことの回避
選択の自由
認められたい欲
あなた限定
チームワーク化
感謝

い言葉を生み出すには、5つのパターンが存在します。そのパターンとは、サプライズ法・ギャップ法・赤裸々法・リピート法・クライマックス法の5つ。

「イエス」に変える「7つの切り口」は効果覿面。特に選択肢を作ると面白いように話しが前に進むようになりました！

日常的なちょっとした会話にも活かせる実用的なエッセンスが詰まった本。
非常に参考になります。

本全体として図や箇条書きがちりばめられていて、読んでて疲れませんでした。スラスラ読めましたし、著者のノウハウがわかりやく体系的にまとめられていました。

流石、ビジネス書ランキング1位ですね

よく売れているようなので、読んでみた。「XXが9割」というようなタイトルの本にはずいぶんと裏切られてきたので、今までスルーしていてちょっと半信半疑だったが、結論としては悪くない本だった。

部下と上司で意思の疎通ができていれば、離職率も下がるわけです。だからこそ、きちんとした伝え方の技術を身につける必要があるんです

たとえば、上司に資料を確認してほしいときに『資料を確認してください！』と言うのではなく、『今資料を確認いただけたら、この案件すぐに動き出せます』のように具体的なメリットを訴求するだけで対応は変化します。

Noと言いそうな相手に、言いたいことをストレートに伝えたところで、断られて終わりです。相手の頭の中を想像し、相手もメリットだと感じるお願いの仕方を作り出すのがポイントです。

『まんがでわかる 伝え方が9割』が売れている。「伝え方が9割」シリーズ累計で100万部を突破したそうだ。私が購入した初版の帯にはシリーズ92万部突破と書いてあるので、まんが版だけでも8万部近くが発行されていると考えられる。