MT-09に続いて、2014年8月に発売されたMT-07は、先行したMT-09と同じように、日常域でのライディングでライダーの意のままに扱えることを目指したモデル。
mt07が販売台数1位になった理由と現在の買取相場
mt07は、近年バイクファンの間で話題の2014年登場のバイクです。
販売台数1位を記録するほどの人気マシンとなっており、買取相場においても目を引きます。
mt07の人気の理由、そして現在の買取相場についてまとめました。
688cc・270°クランクの水冷並列2気筒DOHCエンジンは、MT-09用同様に、トルク特性が分かりやすいクロスプレーンコンセプトの設計思想に基づいたもの。コンパクトかつ軽量な車体に組み合わされ、「市街地でもファンライド」を実現した。
MT-07の装着タイヤは前120/70ZR17、後180/55ZR17で、これはMT-09と同じです。残念ながらMT-09にはまだ乗ったことないのですが、MT-07はハンドリングの軽快感が素晴らしいです。ヒラヒラ、というと大げさですが、必要十分な剛性感を手応えで感じつつ、意のままにスッとステアリングが切れていく・・・という感じでしょうか。
●全長×全幅×全高:2085㎜×745㎜×1090㎜
●シート高:805㎜
●ホイールベース:1400㎜
●車両重量:179[182]㎏
●エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列2気筒
●総排気量:689㏄
●最高出力:73PS/9000rpm
●最大トルク:6.9㎏-m/6500rpm
2014年に発売されたばかりなので、キレイ、低走行、保管状況が良いといった条件の車両が比較的多いといえます。人気の高さに加えて状態も良い、これがMT-07のリセールが高い大きな理由であると考えられます。
750cc前後となればスズキ・SV650ぐらいで、ライバル車種は少なめです。つまり、ライバルが少ないということは需要が集まりやすいため、買取価格は高い傾向にあります。
前述の買取相場は、あくまで参考価格です。
実際は車体の状態や走行距離などが影響してくるため、査定に出すまで具体的な価格は分かりません。
より高く見積もってもらうには、どういったポイントを意識すべきでしょうか。
バイクの査定で大きくマイナスになってしまうポイントは3つあり、「外装のキズ・サビ・ヘコミ」「エンジン廻りの異音」「バッテリーの不調」です。これらは、日頃から洗車やメンテナンス(汚れやサビを落としておく、定期的にオイル交換をするなど)によって防ぐことができます。
mt07をバイクファン目線で見たときの、魅力についてご紹介します。
同時に、買取査定に出す前に状態チェックしておくべきポイントとしても役立てられるでしょう。
人気のポイントは、やはり査定士側もしっかりチェックする可能性が高いためです。
装備重量は179kgという、下手な400ccモデルより軽量な数値を実現。また新車価格も699,840円と、これまた400ccモデルと大差ない、あるいは場合いによっては安い位に抑えることに成功していたのです。
じつは秘かに緊張する、高速道路料金所の支払いだって怖くない(巨体のバイクだと、カードやお金を出す時にグラグラするのがちょっと怖いのです)。フラつく心配も、クラッチの重さもないから、渋滞も苦じゃありません。走りは走りで、トロトロ走っても牧歌的な気持ちで楽しめるし、いざ追い抜きともなれば、余裕の加速感でこれまた気持ちいいのです。
さらに、MT-07/ABSで特筆すべき点はその価格設定。スタンダードモデルで70万円を切る69万9,840円、ABS仕様でも74万9,520円とリーズナブルな価格を実現している。
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