介護職には「あるある」が多すぎる!?

介護職は、少子高齢化の現代において高い需要を誇る職種です。
そんな介護職には、「あるある」が多いといわれています。
どのような「あるある」なのか、まとめました。

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介護業界は悩みが多い?

需要が高く、志す人が増えている介護業界ですが、悩みを持つ人が多いことでも知られています。
これはいわゆる、マイナスの「あるある」といえるかもしれません。
どのような悩みがあるのか、ご紹介します。

男性職員が増えてきたとはいえ、まだまだ女性比率が高い介護業界。結婚や育児と仕事の両立は、切っても切り離せない悩みですよね。

「家庭や育児にかける時間や体力は確保したいけど、介護職では難しいかも…」。そう考えて、辞めたいと悩む人は多いようです。

先輩や上司に相談しても、「これがうちの方針だから」と言われては、解決は難しいと感じて辞めたいと思ってしまうかもしれません。

特に、介護職は「思い」がないとできない仕事。その「思い」が強ければ強いほど、自分との考えの違いに深刻に悩んでしまう傾向にあるようです。

人間関係のほか、マネジメントや待遇に関する悩みも少なくありません。たとえば、仕事量が多すぎて困っているという、こんな方も。

『異動したら、忙しくなった!前の職場に戻りたい…』

介護職のあるあるとは?

悩みがつきものの介護紹介では、思わず「あるある」と同業者間で共感し合いたくなるようなことも少なくありません。
介護業界ならではのあるあるネタを、ピックアップしました。

介護現場では年中通して、さまざまな行事が行なわれます。たとえば1月は新年会、7月は七夕祭り、10月は運動会、12月はクリスマス会など。

よく聞かれるのが、そうした催しの準備の忙しさ。利用者の方に楽しんでもらうために試行錯誤するゆえだと言われています。

介護士さんは、「入居しているおじいちゃん、おばあちゃんに息子、孫との結婚を勧められる。写真を見せられたり、お見舞いのときに居室に呼ばれたり」(20代・福祉・介護士)と、家族の結婚相手にと請われるよう。一生懸命働く姿を見て、結婚相手としてお墨付きをもらえるのはやっぱりうれしいものです。

「年配の人と話すと、自然と声が大きくなってしまい、『こんにちは』が『こんにちは~』になってしまう」
「カラオケに行くと『千の風になって』『世界に一つだけの花』など、老人でも知っている歌を選んでしまう」
「休日に『笑っていいとも!』を見ると、昼食の食事介護をしている気分になってしまい、休んでいる気がしない」
「プライベートでも16時からの水戸黄門を見始める」

確かに介護職は大変な仕事として知られています。
それだけに、嘆きのあるあるネタは少なくありません。
ですが同時に、楽しい気分になれるあるある、うれしく感じられるあるあるもあります。
考え方次第で、前向きな気持ちで働けるでしょう。

介護業界で前向きに働くコツ

大変な職場でもなお楽しく働くには、気の持ちようが大切です。
以下のようなコツを、意識してみると良いでしょう。

仕事を続けている人の多くは、苦手とする相手とは、仕事ができるレベルなら、それ以上の過剰な期待を持たないようにしているようです。要するにそこに神経をすり減らし、本業にも専念できない自分自身に思い悩みたくないので気にしないようにするという訳です。

仕事を続けることができている人は、意見を聞く姿勢は見せても共感をしている訳ではないので流されることはありません。要は自分なりの考えを持ち、自分は何を目指しているかが明確な人です。

以前の私は、愚痴がすごく多かったんです。誰しも、マイナスな発言をすれば物事はマイナスな方に進んでしまうもので、私自身も仕事に対する意識がマンネリ化しがちでした。
でも、この1年は職場を変えて、“落ちる”前に、愚痴のない前向きな会話ができる相手と話をするようしています。今じゃすっかり愚痴が出てこなくなりましたよ。

職場での悩みは、どのような業種でもつきものです。
気の持ちようや、自分を保つための工夫によって、モチベーション維持を図りましょう。

介護業界のあるあるは悪いことばかりではない

介護士になるからといって、日々我慢を続けなければならないかといえば、そうでもありません。
介護士だからこその、やりがいやよろこびも事実存在します。

そんな人生の大先輩の心に触れること、昔の話を聞くことなどは、他の仕事では決して味わえない大切な学びとなります。

そう言っても、いざ仕事をするまでは実感できないかもしれませんね。しかし、多くの介護職が、高齢者と接する喜びを感じています。この瞬間を味わってほしいと思います。

それに、キャリアアップへの道も透明だといえます。
介護の仕事は無資格から働けるものが多いですが、資格を取得すると確実に有利になり、ステップアップにつながります。
資格保有者には資格手当がつくことが多く、給与アップが見込めます。しかも資格取得の費用を会社が負担するなど、資格の支援をしてくれる事業所が多数あるのです。

介護福祉士は、介護を必要としている人の生活や人生そのものに寄り添う役割を担っています。身体的にも精神的にも負担の大きい仕事ですが、その分やりがいを感じられる仕事でもあります。

良くも悪くも「あるある」が多いのが介護業界!

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