「手形貸付」とは
借入用の手形を銀行に差し入れて融資を受ける方法のこと
を意味します。
「手形」とは
「いつ、いくら、お金を支払うか?」を約束する書面のことで、銀行に当座預金を開設すると利用できるものです。
手形貸付業者を選ぶ際は登録業者かを調べよう!
手形貸付は、スピーディに資金調達をしたいときにとても便利。しかし、悪徳業者にひっかからないためにも、業者選びには注意しなくてはなりません。今回は、手形貸付の基礎や業者について紹介していきます。
「手形貸付」は1年以内の短期融資に利用されることの多い融資方法で、融資に関する取り決めについては手形の振り出し前に銀行に差し入れる契約書「銀行取引約定書」に記載されています。
手形貸付の利息は、平均1%台〜4%台ですが、利用する金融機関や、融資を受ける側の財務内容によって個人差があります。
また利息が高い業者もあるので、利用する前に「実質年率」をよく確認してから申し込んでください。
「支払い期日」があり、期間内に返済する必要があります。また手形貸付の多くは1年未満の短期融資として使用されるため素早く資金を調達し、返済する必要があります。
証書貸付と比較すると、銀行にとっての融資事務が少なく、審査さえ下りれば比較的早くに融資を受けられるという特徴があります。
そのため、季節的な資金需要に対応した賞与資金や納税資金、工事業者の工事立替資金(工事代金の入金までの資金)といった短期借入に利用するケースが一般的です。
手形貸付は手形期日に一括返済することが前提の貸出形態ですが、期日前に資金余裕ができたときには、前倒して返済することが可能です。
利息については借入時に一括前払いしているため、期日前返済を行うと前払した利息が返還されます。
証書貸付においても期日前返済は可能ですが、違約金を課されるケースが一般的です。
手形貸付は一括融資・一括返済であるため、本当に必要な資金しか借りることができません。
資金使途(お金の使い道)の明細なども詳細にチェックされます。
長期借入金は今後数か月にわたって必要とされる運転資金ですので、あくまでも予測に基づいて融資額が決定し、場合によっては必要になるお金以上のお金を借りてしまうこともあります。
このため、手形貸付のほうが不要な借金を背負うことがないというメリットがあります。
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