国税庁の資料によると、30年間、男女の給与格差はほとんど縮まっておらず、女性の給与所得は男性の7割程度にとどまっています。さらに未婚率・離婚率の上昇によって、1人で生きる女性が増えている状態では、経済面で不安を抱えている女性は決して少なくないでしょう。
現在日本では、社会保険料や税金の増加、物価の上昇など、日々の費用負担が少しずつ大きくなってきています。
日頃の生活の中で感じたこともあるのでは?
将来必要なお金を準備していくためには、ただ「ためる」だけではなく、少しずつでも「ふやす」ことが重要になってくるんです。
以前は結婚すれば夫の給料や退職金、厚生年金などで生活できましたが、現在は夫の稼ぎだけで家族が生活できる状況ではありませんから、老後の資金もとても足りなくなる可能性があります。不安でいっぱいの人もいることでしょう。
給与格差や景気経済の悪化、ライフスタイルの多様化などにより、今まで以上に貯蓄が必要になってきています。
今後の景気や厚生年金制度がどうなるのか不透明な状態であることも多くの人が持つ不安です。
現在は、年収400万円を超えていれば、融資を行う金融機関があります。
5年ほど前までは、500~600万円が年収の最低ラインでしたが、ここ数年で条件が緩和してきました。
その結果、働く女性であれば、年収条件をクリアする人の範囲も増えたので、融資が組みやすくなり、女性の不動産投資を後押ししたのです。
なぜ女性のほうが優れた投資家になるケースが多いのか。フィデリティでは、「女性が優れた投資家である」理由として「目的を持って計画し、総体的に考える」「過度なリスクをとらない」「忍耐強い」「女性への投資教育が投資を促した」という4つの点を挙げている。
「クイズ形式で学べる株式投資」「安全に株式投資をするためのルール」「仕事と家庭に忙しい女性が、投資とうまくつき合うコツ」といったテーッマについて、講師も参加者も女性のみというリラックスした雰囲気の中で勉強することができます。
講師は、一般の個人投資家が経験する失敗も経験し克服、10年以上も売買実績を上げ続けている現役の個人投資家。理論だけではなく経験とスキルを凝縮したレッスンで、本業の傍ら片手間でもしっかり利益が上げられる実力が身につくことを目指しています。
経済の知識がまったくない人でも、株の学校123独自の投資術を簡単に学ぶことができる超初心者向けの株式セミナーということで、OLや主婦など女性の人気も高いようです。
なお、セミナーの具体的な勉強内容は、以下の通りです。
初心者の株の始め方
株の基本原理(株価が動くメカニズム)
損失を抑えて利益を出す方法
株をビジネスにする方法
「値下がりリスク」=株価が下がるリスクの事。株は時価で取引されるため、日々変化します。
「流動性リスク」=株を現金に換金するまでのリスクの事。株の取引が少ない場合などに、安値で売るしかない場合がある。
「倒産リスク」=会社が倒産してなくなるリスクの事。
さらに、「人のリスク」もあります。証券会社の営業マンの言いなりになり、株の売り買いを繰り返し、大損をした、というケースもあります。
また、株式投資のリスクで誤解が多いものに、「投資した金額以上の損をするの?」「借金を背負うこともあるんでしょ?」がありますが、現物の株式を売買する場合は、最大の損失は投資した金額までです。
一つの銘柄しか購入しないのであれば、その銘柄が大きく値下がりしたり万が一にも暴落した場合には投資している資金の多くを含み損(評価損)にしてしまうことになりますし、場合によってはマイナスに耐えきれずに損切りしなければならないことになります。
このようなことを避けるためにも複数の銘柄で売買することはリスクを分散するための手法の一つです。
投資する予定の金額すべてを1度で投資したとします。買うタイミングをじっくり計ったにもかかわらず購入後に何か事件が起こり、値下がりしたらどうなるでしょうか。追加で投資する余力がなければ、上がってくるのを待つしか打つ手がありません。そこで、投資する予定の金額を複数回に分けて買う「時間分散」が推奨されます。
もう1つ女性が有利な点があります。それは、株式だけに投資しないなど、リスクを分散させていることです。女性は男性よりも、さまざまな資産で構成される長期的なバランス型ファンドといった商品に投資しているという結果が出ました。証券兄さんが証券会社に勤めているときもお客様の傾向として女性はリスクを抑える印象が強かったです。
- 1
- 2