着物は、「フォーマルな着物」と「カジュアルな着物」とに分けることができます。

フォーマルな着物とは、格が高く、結婚式やパーティーなどに呼ばれた際に着用する礼装に位置する着物です。

素材は、おもに絹を使用し、織り上がった白い生地に色や柄を後から染める「後染めの着物」になります。

日本のものづくりが見直されてきており、日本産の蚕・繭・生糸を使用したシルク製品が注目を集めています。

カジュアルな着物は江戸小紋・小紋以外は色付けしてから織り上げる「織りの着物」となり、その他は木綿やデニムといった素材によって種類分けされています。

着物は買い取ってもらうことができますが、帯は買い取ってもらえるのでしょうか？調べてみたところ、帯だけでも買取をしてもらえるようです。着物は古いものだとサイズが小さくて査定額が下がることがあるようですが、帯はサイズが割と関係ないので意外と高値で売れることもあるようです。

同じ価値がある着物製品でも状態次第でその価値は大きく変わります。

ここで挙げる状態とは、”保管状態”と”着物の状態”を指します。

着物のたたみジワはついていないか、シミや汚れは大丈夫か、カビや傷みはないか、などのポイントが該当します。

着る人のサイズに合わせて作られるもののため、高価な反物が使われていても、リサイクルショップや古着店では買い取りを断られるといったケースも珍しいことではない。

査定を依頼するときは、査定人の言い分がすべて正しいと鵜呑みにせず、不明点がある場合はどんどん問い合わせることをおすすめしたい。また、一店だけでなく複数の店舗に査定を依頼してみることも、適正価格を知るために有効な方法となる。