インプラント手術の予約は、通常そこまで腫れることはまれですが、その後1週間位手術部分が腫れる可能性を考えて予約をとって下さい。手術直後の日程に重要な予定があり、腫れたりしていると困る事も考えられるからです。

前日の注意として、まず睡眠時間はしっかりとることです。しかし、やはり前日の夜が一番不安になるものです。人間初めての物には不安を覚えるものです。まして”手術”という言葉は重みがあります。

安全に手術を行うために、術前の準備に注力しています。
計画：最新のCTを利用した緻密な治療計画
感染予防：徹底した感染予防と、器具と術者自身の滅菌
使用材料：信頼性の高いインプラントメーカーの選択

All-on-4は、Dr.パウロ・マロによって、ポルトガル・リスボンにて開発された画期的な治療方法です。従来のインプラント治療は一本の歯につき一本のインプラント体を埋め込んでいましたが、All-on-4は最少で４本のインプラント（上顎と下顎の場合で最少８本）で1日で固定性の歯になります。

「インプラント治療は困難」と診断された方、骨移植が必要と言われた方、歯科医院が怖い方、ものを噛むのに苦労されている方、ご多忙で歯を治療する時間のない方、年齢を重ねても人生を楽しみたい方に是非体験していただきたい治療方法です。

咀嚼機能に優れている（何でも噛める）
固定されているので食事や会話に影響しない
骨吸収を抑制できる
天然歯に近い見た目をしている
歯を一度に多数取り戻せる

オールオン4を受ける歯科医院を選択する際にはよく注意をする必要があります。同じ「オールオン4」をうたっていても、実際は玉石混合です。価格や利便性だけでなく、歯科医師の経験量や、万が一の対応をしっかりとチェックすることが大切です。

手術後は、激しい運動や力仕事でなければ仕事をすることができます。
ですが、熱いお風呂には入れません。熱いお風呂に入ると血行が良くなり、傷口から出血することがあるからです。できたら、手術前にシャワーなどで軽く入浴を済ませておくと良いでしょう。

現実的には非常に高度な技術と経験を要求されるので、実績のある医院での治療が望ましい。

手術が完了して半年経ちますが、いまのところまったく問題はなく、義父は涙を流すほど自分の歯を手に入れたことに満悦です。

まず、対面しての人との話し合いに自信が持てるようになりました。
口元を気にせず人としゃべれるので、性格も明るくなったように思います。

All-on-4の治療を受けて、変わったことは何ですか？
何でも食べられるようになったこと。(体重はUPしてしまいましたが・・・)

奥歯が上下左右ともなく、入れ歯も使用していなかったためお食事がしっかり出来ない状態でした。
かつ、前歯がすいているため人目を気にせず笑う事が出来ないとのことでした。
残っている歯も歯周病が進行し適切な治療が必要でした。

残っている歯の殆どが重度の歯周病で充分な機能をはたしておらず抜歯しなければならない状態でした。しかし、ご自身は入れ歯には抵抗があり固定式のインプラントを希望されました。