マンション購入と聞くと、自ら住むためにマンションを買うイメージが強いですが、必ずしもそうとは限りません。
購入者が自らその物件には居住せず、人に貸すことで、家賃収入を得る目的で購入するような場合もあります。また、購入したときより高い価格で売却することを期待して購入する方もいます。
このように、安定収入または転売利益を狙って購入するのが、「投資用マンション」です。
ワンルームマンション投資がおすすめされている理由について
投資方法と聞いて、どんなものが思い浮かびますか?
どちらかと言えば、リスクが大きいものばかり考えてしまうのではないでしょうか。
今回はリスクが低いとされているワンルームマンション投資についてまとめました。
なぜワンルームマンション投資がおすすめされているのか見ていきましょう。
不動産投資をするにあたってまず気になるのが初期の投資金額でしょう。
ワンルームマンションの場合、エリアや建物の建築年数にもよりますが、1,000万円前後から投資することが可能です。
急遽現金が必要になり、物件の売却が必要になることも考えられます。
ワンルームマンションの場合、投資家や自宅用など多くの需要があるので、エリアが良ければ、比較的短期間で売却することができます。
物件自体に魅力があるので、仮に退去が出たとしても、1ヶ月経たないうちに次の入居者が決まるケースがほとんどです。そのため、好立地の物件を選ことは、不動産投資において絶対的な条件と言えます。好立地=空室リスクを抑えられると認識しておいてください。
少子高齢化が深刻化し、将来的な年金制度の破綻もたびたび囁かれるなど、老後の生活に不安を抱えている方は少なくありません。そのため、ワンルーム投資を年金や保険などの代わりとし、将来の生活をより安定させ豊かにする目的で実施する方もたくさんいます。
被保険者の身に何かあっても物件を相続する家族はローンの残債を返済する必要がなく、賃貸業は継続できるため家賃収入を失いません。ワンルーム投資は、いわば収入保障保険のような役割も果たすということができます。
一棟マンションやアパート等と比べると、どうしてもリターンは低くなります。それはワンルームマンションの場合、ひとつの部屋からしか家賃収入がないからです。
ワンルームマンションは、床面積と敷地面積の関係で見ると、ファミリータイプの物件よりも敷地内に多数の部屋が存在する形になります。これは、資産価値に占める建物の割合が大きいということです。その建物は時とともに古くなりますから、資産価値が減少していくのは避けられません。
サブリース契約をして家賃保証がある場合には、一定期間を過ぎたあとに行われる契約の見直しで保証条件が変わると空室のリスクが上がったり、利回りが低くなったりすることもあります。
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