老後資金を運用で確保しよう。

年金の支払いは、年々少なくなってきているといわれています。
そのため年金ばかりに頼るのでなく、これからは独自に運用で増やすことも大切です。
老後資金を運用で確保する重要性や、初心者でも始めやすい方法についてまとめました。

FC2USER577663JIL さん

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資金運用とは

資金運用と一口にいっても、さまざまな種類があります。
そのため、複雑に考えている人も多いでしょう。
まずは、資金運用の基礎から知っていきましょう。

資産運用とは持っている資産(現金、不動産、株、債券など)を管理・運用して、リターン・資産を増やすことです。

実は気づかないだけで、身近なところでも資産運用をしている人は少なくありません。資産を増やすという意味では、定期預金や保険なども資産運用といえます。定期預金は少ないながらも、預金をすることで金利を受け取ることができるので、資産運用の一つなのです。

投資を始めるにあたっては、このリスクとリターンの関係を理解することが大切です。
この関係をひとことでいえば、「大きなリターンを期待すればその分リスクも大きく、リスクを小さくしたければリターンもその分小さい」ということができます。

老後資金で豊かに暮らすために必要な額は?

老後資金が重要とはいえ、いったいどれぐらいの額があればよいのか、イメージしにくいでしょう。
具体的に、いくらあれば安定した老後を送れるのでしょうか。

退職金が2,500万円あること前提ですが、それを考慮するとそれ以外に1,200万ほど用意しておけば老後は問題ないだろう…ということが記事には書いてあります。まぁこのくらいの数字であればちょっと安心感がありますが、私達、若い世代が60歳で退職する頃に退職金がそんなに出るかについては甚だ心配ではありますね。

そう考えると退職金抜きで3,000万円くらいは欲しいところです。

年間で考えると、8万円×12カ月で96万円。老後期間が20年で1,920万円、25年で2,400万円となり、これに家のリフォームや自動車購入、医療など加えると老後資金は3,000万円程度が目安であるといえます。

ただし、この3,000万円という金額は60歳で定年を迎えることを想定した数字です。現在の定年は原則65歳であり、場合によってはさらに長く働くこともあります。定年が遅くなればそれだけ無職期間も短くなるため、必要な老後資金も少なくて済むことが考えられます。

資産を増やすコツとは

お金をたくさん手に入れたい、それはほとんどの人の願望でしょう。
ですが世の中、稼げる人と稼げていない人に分かれているのが現状です。
稼ぐためのコツを、しっかり押さえる必要があるためです。

お金を増やす方法は2つ。自分が働くか、お金に働かせるか、です。

現役時代は老後資金を積み立てながら運用し、退職後は資産運用をしながら同時に家計の管理も行い支出を減らすことを心掛けましょう。

支出より収入の方が高い時は、人生の貯め時です。

どこでキャッシュフローが生まれて、どこでキャッシュアウトしていくのか。

それを把握して、どういうものに投資するか、何年でやろうといった視点で(資産形成と運用を)考えていただければいいと思います。

比較的低リスクな資産運用

資産運用をするとき、とにかく重要視すべきなのがリスクです。
定年間近や定年後のタイミングであれば、これからの労働収入にはあまり期待できません。
そのため、以下のようなローリスクの資産運用が効果的となってきます。

みなさんにもお馴染みの定期預金です。例え預け先の銀行が破たんしても1000万円までは元本を保証してくれるので安心です。気になる金利の一覧がこちら。キャンペーンを除けば、0.10%を超えれば上出来、といったところでしょうか。

仮に0.15%の金利がつく定期預金にこの100万円を入れた場合、1年で増えるのは1500円。10年だと複利計算で1,015,112円となり、1.5万とちょっと増やすことができます。

固定金利の3年・5年は資産運用の結果が予想しやすく期間も短いため気軽に始めることができます。

債券・株式・預貯金といった紙の資産と逆の動きをする実物資産の金を持っておくと資産運用全体の値下がりリスクを回避することができます。

ファンドマネージャーに運用を任せて、そこから得られたリターンを分配するのが投資信託です。自分で投資をするとなると運用先を見極めるだけで大変な作業になりますが、あらかじめどの投資先で運用するのかという種類や方針によって商品が細かく分かれているので、その中から好みのものを選ぶだけという手軽さもあって人気の投資商品です。

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