20年間の売電期間が終わる前に、まとまった資金が欲しくなることもありますよね。投資や事業に使っていた太陽光発電所は、不動産と同じように売ることができるのです。
太陽光発電所の売却について
太陽光発電所に投資をし、20年の売電期間を終えたあとはどうしますか?
その場合太陽光発電所の売却をしてお金に換える方法があります。
ここでは太陽光発電所を売りたい時のための情報をまとめています。
売電期間を利用して利益をあげる目的で太陽光発電所投資をした場合、その期間終了後も継続して設備を持ち続けても利益がないかもしれないと心配になるでしょう。
その場合には売却する方法があります。
「仲介(媒介)」「販売代理」は、売り手となる発電所オーナーと、買い手となる人の間を事業者が取り持ちます。売るときに事業者に支払う手数料がかかりますが、売買の手続きや交渉を代行してもらえるため、売り手の手間や労力が少なくて済みます。また、個人間取引によるトラブルを避けられるのも、大きなメリットです。
万が一、買い手が見つかったとしても、仲介の場合はそこから現金化までが非常に困難です。 物件の価格交渉や引き渡し日の調整から始まり、借入金の返済や抵当権の抹消手続きなど、 専門家ならスムーズに進行できることでも素人が行なうと大変な労力。 最悪の場合は買い手や地主とのトラブルに発展し、裁判沙汰に…なんて事態にもなりかねません。
売却前に以下の項目を整理しておきましょう。
・なぜ売却するのか理由をまとめておく
・売電実績を用意
・過去のメンテナンス実績を用意
仲介業者が査定した際に、設備の価値を下げる要因としてチェックされますから、事前に補修・修理を行い良好な状態で管理します。
また、補修や修理を行うことで、発電能力が向上し査定にプラスとなります
壊れている部分があると、買取る側はその修理をしなくてはならず修理費を差し引いた価格を提示します。
すると実際必要な修理費よりも高く計算されることがあるため、あらかじめ修理や補修は済ませてから売却をした方が損が少ないでしょう。
太陽光発電事業がすでに軌道に乗っており順調に進んでいる場合は問題ありませんが、中には欠陥工事の影響で、上手く事業が進まないということもあります。そうした場合の賠償責任なども事前に協議しておくことが重要です。
これまでに何度も修理していたり、火災が起きたなど事故歴があったりする場合も、隠さず伝えておくことがその後のトラブル防止に役立ちます。
そして不具合の原因が分かっていれば買取側も対処しやすいため、具体的に伝えましょう。
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