明治期になって女学生の制服として考案された女袴は、宮中の女官服に由来しており、学問の場にふさわしいきちんとした身なりとして受け入れられました。従来の着物に帯というスタイルに比べて、動きやすいという機能面はもちろん、優美さと礼容を兼ね備えているという点も、袴が制服として採用されたポイントだったようです。

明治時代、袴は女学校で制服として採用され、教師も袴を着ていました。当時、高等女学校への進学率は低く、当時の女学生は、いわば特権階級でした。彼女たちの袴姿は「女学生」という身分の象徴であり、多くの女子たちのあこがれだったようです。

現在、生徒たちの旅立ちの舞台である卒業式で、女子学生や教職員に袴スタイルが受け継がれているのは、こうした学業との結びつきという側面もあるのでしょう。

女性がおしゃれを楽しむ気持ちは、当時も今も変わりません。現代の卒業式で、袴ファッションに身を包んだ女子生徒たちには、おしゃれにこだわる乙女ごころが時代を超えて受け継がれていると言えるでしょう。

サイズは3LまでOK。キュートからシック、モダンスタイルまでデザジンが豊富。大学生協でレンタルすると通常45,000円ほどする高品質の着物と袴のセットが、半額以下とリーズナブル。3,000円で併設のフォトスタジオで、着付けヘアメイク付きの前撮り撮影もできる。親子撮影も可能。

毎日通った学び舎を巣立つ、旅立ちの日。
それは大切な友人たちと過ごす最後の日。
誇らしさや寂しさ、期待を胸に迎える特別な一日を、
もっと可愛く彩りたいあなたのために。
ラビアンローゼの袴は全て一点もの。あなただけの美しさが際立ちます。

ジョイフル恵利は、ご成人を迎える女性の「一生に一度」の
想い出づくりをお手伝いたします。
お嬢様とそのご家族様にとって、最高の振袖が見つかること、着付けとヘアメイクで華やかに彩られること、成人式当日が素晴らしい想い出になること、そして素敵な笑顔の写真が残ること。

レンタルした袴セットは、汚れや破損などへの配慮が必要です。落ちにくい食べ物のシミ汚れなどがついた場合、返却時にクリーニング代を高く請求されることがあります。

袴をレンタルするときに確認したいのがセット内容。「フルセット」といっても、肌着や着付けに必要なもの、小物などがセット内容に含まれない場合があります。

レンタルする着物・袴が決まったら、セット内容を、着付けを依頼している方や美容室に伝え、足りないものがあるかチェック。自分で用意するものがあれば、早めに準備しておきましょう。

実際に、実物に触れることができないネットでの袴のレンタル。届いた着物や袴が自分のイメージしていた質感、色合いと異なっていると感じることもあるようです。

気になることがあれば、レンタルする前にショップへ問い合わせて確認しておくと安心。また、使い心地に関する口コミがあれば、参考にしながらじっくり選ぶようにしましょう。