少子化、高齢化が進む日本の現状を見ると、子どもの数が減少しているのだから、「保育士の需要も少なくなるのでは？」と思いがちですが、そんな不安とは裏腹に、保育士の需要はどんどん高まっています。

不況による共働きの家庭が増えている昨今、幼稚園よりも長時間預けることができる保育施設への入所を希望する保護者が増えています。
地域によっては、待機児童が増加しており、保育所の新設や施設の拡充を実施しており、それに伴って保育士の需要も増加傾向にあるのが現状です。

ここでいう「待機児童」とは、認可保育園に申し込んだにもかかわらず、入所できずに順番待ちをしている子どものことです 。これが 2014年4月の時点で、全国に約2万1000人いると言われています。ふむ。数字を聞いただけでは、本当に多いのか何なのかわかりませんねぇ。

　計画通りにならなかった原因の一つは、働く女性が予想を上回るペースで増えたことです。女性の社会進出の影響だけでなく、子育て世帯の平均所得が大幅に落ち込んだことなどが背景にあります。

　もう一つの原因は、ニーズの多い都市部で保育園の整備がなかなか進まないことです。土地や家賃が高く、人手不足の保育士も集まらないためです。

共働き世帯の増加や女性の社会進出が進んだことなどから、女性の就業率が上がり、保育ニーズが高まっているため

定義の変更でいままで待機児童としてカウントされてこなかった「隠れ待機児童」が明るみに出たため

保育園のフランチャイズ（独立・起業・経営サポート）を請け負う会社。直営であるスクルドエンジェル保育園も展開し、低投資金額でFCに加盟できるよう複数のプランを用意。保育園経営の最大のポイントである開園時の園児獲得力に優れているのも特徴。

＜開園支援＞
設計段階でのレイアウトのアドバイス
保育園のコンセプトづくり
保育園運営に必要な書類の整備、ICT化
保育計画の策定
保育士の採用、研修

また不動産探しや内装工事も請け負うことができますので、事業計画の作成から不動産探し、内装工事までを一括で請け負うことが可能です。一括で請け負うことでコストメリットだけではなく、窓口も一本化され、スムーズな開園準備が可能となります。

保育園を開業するために必要な資格は、実は特にありません。保育士資格も保育の実務経験も必要ありません。

しかし保育園を開業するためには、保育の知識が必要な場面も多いですし、運営するにあたって子どもの人数に対する保育士人数が決められています。

そのため開業を考えた時には、子どもの利用人数に適した保育士を雇い入れる必要があります。

保育園を開業するためには開業資金が必要となり、保育園の規模や立地にも大きく左右されます。

必要な資金としては、保育施設を借りるための

初期費用
賃貸料
内装工事費用
備品や保育用品の購入費
人件費

などです。

保育園を独立開業するまでの手続きは、決してすぐには終わりません。

長くて1年以上の時間をかけ、施設や事業内容が基準を満たしているかを審査されていきます。